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3月12日から下院で採決に!
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首相の言葉遊びが混乱に拍車か!
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メイ英首相は3月8日、政府の欧州連合(EU)離脱案が来週の採決で再び否決さた場合、「われわれはEUを離脱しない(で残留する)かもしれない」と述べ、議員らは2016年の国民投票結果を尊重し、離脱案を支持すべきだと警鐘を鳴らした。
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英議会は1月、政府がEUとまとめた離脱案を大差で否決し、批判が集中した英領北アイルランド問題の解決策を刷新するよう要求。首相は「法的拘束力を伴う大幅な修正」をEUから引き出すと約束した。
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しかし、EUは大幅修正を一貫して拒否。このままでは、修正案が議会に支持されるのは困難な情勢となっている。
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「EUを去ることはないかもしれない」?
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メイ首相は、再び国民投票を行うために延期申請をするのだろうか。3月8日にメイ首相は、イングランドの北東にある港町グリムズビーを訪れて、演説を行った。3月12日からは、下院で国の命運を分ける採決が行われる。その前にメイ首相が今考えていることを、倉庫のような場所で30分近く話した。
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首相はこう言ったのだ。
「私達は欧州連合(EU)を去ることは決してないかもしれない」と。イギリスのメディアは、ネットを見た範囲では、この発言に関して「注目した所もある」程度で、大きく取り上げてはいない。
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大陸側では違うようで、少なくともフランスのメディアは、「こんなことを発言した」という形で、この発言をこぞって取り上げている。「来週、ウェストミンスターの議員たちは、決定的な選択に直面します。ブレグジット合意を支持するか、拒絶するかです。支持するなら、英国は欧州連合(EU)を去るでしょう。拒絶すれば、何が起こるのか、誰にもわかりません」
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「私達は何ヶ月にもわたってEUを去ることができないかもしれませんし、合意が提供する保護なしで去るかもしれません。私達は去ることは決してないかもしれません」
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3月12日以降の投票の、どの道筋を考えても「離脱そのものがない」ことはありえないのだ。ということは、何か特別な政治的決断を胸に秘めているのだろうか。だが、交渉は今の所極めて不調。
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バルニエ交渉官は8日、5本のツイッターを発信した。
それによると、イギリスは自国の決定のみで関税同盟から離脱できるオプションを、EUは提供できるという。以前は、EUとの合意が必要だと主張していたので、確かに変わった。
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ところがこれには「厳しい国境管理を避けるために、他のバックストップの要素は維持されなければならない」とある。
これは一体どういう意味なのか。報道によると「北アイルランドは除外」ということのようだ。つまり、自由に関税同盟を出ていいのは、英国のブリテン島本島のみということだ。
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バークレー英離脱相は、ツイッターで「非常に深刻な期限が迫っている今、古い議論を再開する時ではない」と反発している。というのも、この話は以前にもEU側の首脳たちから出た話だからだ。
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北アイルランドの政党で、いま保守党と協力している民主統一党のナイジェル・ドッズ議員は、バルニエ氏の提案は「現実的でも賢明でもない」「この提案は、英国の憲法上および経済上の整合性を尊重していない」と反発した。そして議論において「1年前に戻る」ことを遺憾に思うと述べた。彼は、ブリュッセルの強硬姿勢が弱まれば、合意に達することは可能であるという姿勢だったのだが。
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