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クレーンは撤去されており準備完了か!
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北朝鮮のミサイル関連施設に復旧の動きが見られると指摘があがる中、アメリカのメディアは3月8日、製造施設の衛星写真を新たに紹介し、動きがあると報じた。
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北朝鮮の平壌近郊にあるロケット組み立て施設で活動が活発化し、打ち上げの準備が進んでいる可能性があることが衛星画像からわかった。
ミドルベリー国際大学院モントレー校東アジア核不拡散プロ
ジェクトトップのジェフリー・ルイス氏が3月8日、CNNに明らかにした。
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この施設では、過去に大陸間弾道ミサイル「火星15型」が製造されたとみられているが、先の米朝首脳会談の前後にミサイル製造施設でどのような動きがあったのか、今後も検証が続く。
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一連の画像は米衛星画像企業デジタルグローブが2月22日に撮影したもので、平壌近郊の山陰洞にある施設で活動が活発化した様子をとらえている。専門家2人はCNNの取材に対し、衛星打ち上げを示唆する動きとみていることを明かした。
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北朝鮮は以前、山陰洞で大陸間弾道ミサイルや衛星打ち上げ用ロケットの一部を組み立てていた。
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これに先立ち、北朝鮮情報サイトとして定評のある「38ノース」は、西海衛星発射場が通常の稼働状態に戻ったとの分析を発表した。同発射場は金正恩朝鮮労働党委員長の意向で一部解体されていたが、この数週間は復旧作業が進行。特にハノイでの米朝首脳会談が物別れに終わって以降、作業ペースが上がったとみられる。
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ルイス氏は「山陰洞の施設と西海に向けた積載を行う鉄道輸送ポイントで車両の動きが多くみられる」と指摘。山陰洞と西海の双方の動きから「衛星打ち上げだと考えている」と述べた。
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ただ、北朝鮮が軍事用ミサイルと宇宙ロケットのどちらを準備しているのか把握するのは不可能とも注意を促した。また、米国の偵察衛星の注意を引こうと故意に行っている活動の可能性もある。
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米国務省はこの件でコメントしていない。
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別の専門家は西海からICBMが発射されたことがないことから、衛星打ち上げの可能性の方が高いと見る。過去の事例から、発射場の動きから発射の約1週間前には予想できるとも指摘した。
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人工衛星の打ち上げでは、弾道ミサイルに似た技術が使われる。専門家はかねて北朝鮮による衛星打ち上げの試みについて、有効な長距離弾道ミサイルの開発につながる可能性があると警鐘を鳴らしてきた。
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先月22日に平壌近郊のサヌムドンにある施設を撮影した衛星画像に、車両や列車が止まっている様子が映っていたと伝えました。この施設では過去にICBM(大陸間弾道ミサイル)や衛星打ち上げ用のロケットが組み立てられたとされていて、今回も、ミサイルかロケットを組み立てる作業とみられると報じています。ただ、最新の画像では車両の動きはなくなり、一部のクレーンも撤去されている。専門家は「作業をやめたのか、作業を終えて工場を出発したのか、判断できない」としているが、北朝鮮北西部の東倉里にあるミサイル施設は復旧作業が終わり、稼働が可能だとアメリカの研究チームが分析しています。
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