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現施工中の駐車場造成工事でも宮本組と工区分け!
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1月23日の大木建設㈱の記事が出てから、読者から「大木建設㈱のPR記事ですか」という問い合わせもある。タイトルを見れば“怪”という字がついているのだから、ヨイショ的な記事でないことはお分かりだろう。
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大木建設㈱といえば、2004年(平成16年)3月に767億円の負債で民事再生手続きに入ったことを記憶している人も多いだろう。2007年(平成19年)大木建設㈱は民事再生手続の終結となった。社旗福祉法人・枚方療育園前理事長(山西悦郎)が縁戚に当たる厚労省九州厚生局長に、2005年から高級車や局長の自宅新築や改築の祝い金を供与したとして新聞種となった
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この枚方療育園の工事関係は長年、大木建設㈱大阪支店・横山部長が担当しており、大木建設㈱にとっては当時から福の神・枚方療育園であり、今も福の神は大木建設㈱に微笑んでいるのである。
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大木建設㈱が枚方療育園と工事のやり取りをしているのは、大阪支店の横山氏(現在は開か療育園に就職)が20代の頃からだと言われている。枚方療育園も初代理事長・山西恭子、2代目理事長はスキャンダルを起こした山西悦郎、3代目は現理事長の山西道博の各氏である。
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枚方療育園の担当は大木建設㈱大阪支店・横山元部長であり「本社でも一目置く横山天皇と言われていた」ほどであり、大木建設㈱にとっても元横山部長が民事再生適用となった2004年で退社し、他のゼネコンに移っていたなら、再生時期も大幅に伸び、今日のような会社状況は維持できなかったであろう。
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単なる天下り的な勤務であったなら、長くても5年以内であり、退職後10年も枚方療育園に在籍はできない。民事再生適用となった2004年に枚方養育園・南河原福祉の里(埼玉県行田市)特別養護老人ホーム「おきな」が鴻池組の施工で完成した。2013年3月には枚方療育園・枚方総合発達医療センターも鴻池組で完成している。
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これらの工事に大木建設㈱は表に出てきていないが、JVか裏ジョイントで施工発注に絡んでいる。なぜ、このような事ができるのか。厚労省の許可や大なり小なり行政からは補助金を受けている手前上、経理関係は公明正大にしなくてはいけない。使途不明金などあってはいけないのだ。が、2代目理事長のとき縁戚の九州厚生局長に高級車セルシオ(700万円以上)や祝い金として数百万円を2回、その他に小遣いとして20万円など、経理上には出てこない金である。
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現経営陣はそのようなことはないであろうが、ここ2年ほど前、大木建設㈱大阪支店に国税が入った。このときの対処は、国税の指摘したラインでケリが付いたようだが、このときの責任をとって担当営業部長が退職した。
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どこへ行ったのか、調べてみたら「枚方療育園」へ再就職したのだ。
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つづく
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