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奥田会長へ謝罪!
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湖東生コン協組へ!
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7月18日、湖東生コン協組、大津生コン協組及び関連先数十カ所に家宅捜査が行われ、湖東生コン協同組合副理事長・北川義博(北川建材工業)、同組合理事・朝夷健治、営業担当の伊谷彰久、組合の加盟企業の幹部・平元良治の4名が逮捕された。
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この逮捕者の中で平元良治の名があるが、太平洋セメント系・近江アサノコンクリート㈱社長・金子寿男の部下であることが原因である。
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滋賀県の生コンの多くは以前にも書いたことがあるが、㈱奥田工務店(本社・日野町)の奥田秀会長の影響下で同社系での工事の生コンは、全て近江アサノが扱っている。数量としても、大きな量であり、金子社長の部下が逮捕されたことは、奥田工務店㈱としてコンプライアンスに欠ける生コン会社として取引停止を通告されては困るわけだ。
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太平洋セメント販売の子会社、近江アサノコンクリート㈱に連帯ユニオン関西生コン支部の息がかかった金子社長やその部下の平元が直接逮捕されたことは許されるべきではなく、即、謝罪に歩いたという事だ。
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栗東生コン協組に対しても、セメントの買付は太平洋セメント販売㈱が直接行う旨、奥理事長と会談している。
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何はともあれ、太平洋セメントの販売会社の直生コン会社から縄付きを出したことは事実だ。近江アサノも当面の取引は継続されるだろうが、今後は近江アサノコンクリート㈱として、浅野一社長、金子寿男社長の両社長は、企業責任者としてどのような判断を示すのか、注目である。
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