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舗装大手「前田道路」・鉄鋼スラグ3倍水増しか!
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堺市発注の京下水道工事で、産業廃棄物を適切に処理したことを示す管理票「マニフェスト」が大量に偽造されていた問題で、堺市は6月4日、2017年度分で少なくとも49枚の偽造を確認したと発表した。一部の産廃が3倍以上に水増しされ、市に過大な処分費が請求されていた疑いがあるという。
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市は6月6日、産廃処理場を管轄する大阪府に偽造の実態を報告する。廃棄物処理法違反容疑で大阪府警への告発も検討している。
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市によると、偽造が見つかったのは、道路舗装大手「前田道路」(東証1部、東京都)が同府泉大津市の工場で産廃を処理したとする工事1件のマニフェスト。産廃の鉄鋼スラグを約330トン処理したと堺市に報告されたが、実際に処理記録があるのは約90トンのみ。約240トン分は水増しか不法投棄の疑いがあり、水道工事の施工業者は市の調査に「下請け業者が偽造した」と話しているという。
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前田道路が産廃を処理した工事は17年度に計14件ある。
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