北朝鮮・核実験場:短期間で修復可能・専門家が指摘!

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“廃棄”取材団「検証できず」!
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外国メディアに公開された北朝鮮の核実験場の爆破作業について、映像を見た専門家は、短期間で修復できる可能性を指摘した。
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かつて北朝鮮で軽水炉建設を進めていたKEDO(=朝鮮半島エネルギー開発機構)の元安全担当部長で、北朝鮮に50回以上渡航した黒木昭弘氏。坑道の入り口が破壊されても、内部の状況によっては修復は容易だと指摘する。
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日本エネルギー経済研究所・黒木昭弘常務理事「3か所の坑道の入り口が完全に破壊されているのは確認できる。ですが、どこまで坑道の奥まで北朝鮮が破壊したのかは、映像だけではさっぱりわからないというのが事実だと思う。核実験場で一番の難しいところ、高価なところというのは、一番奥の、まさに核爆発を起こすところ。奥を壊していなければ、修復はそんなに難しくないし、時間もかからない。おそらく数週間から数か月で修復は可能だと思う」
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さらに、爆発前の坑道入り口の映像については…。
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黒木昭弘氏「見てもらえればわかるのですが、穴以外何も無いですね。ケーブルも一切無い、配管類も全く無い。北朝鮮側も『全て解体・撤収した』ということになっているので、ただの穴を爆破したと」
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核実験に必要な機材などは事前に撤去されていて、今後の核実験に活用される可能性があると指摘した。
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北朝鮮の核実験場の廃棄作業を取材した外国メディアの取材団が26日午後、中国・北京の空港に戻った。
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北朝鮮は24日、北東部・豊渓里(プンゲリ)にある核実験場の廃棄作業をアメリカや韓国など合わせて5か国の外国メディアに公開し、「核実験場を完全に廃棄した」と表明した。
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中国・北京の空港に戻った外国メディアの取材団は・・
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「北朝鮮側は透明性を持って核実験場を永久に使用不能にしたと言いましたが、我々の側には専門家がいなかったので、検証はできませんでした」(アメリカ CNN記者)
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アメリカCBSの記者は北朝鮮入国の際に、放射能測定器を没収されたと話していましたが、平壌(ピョンヤン)の空港で取り戻した際に自分の持ち物などを測定したところ、放射能は検知されなかったという。また、24日、トランプ大統領が米朝首脳会談を取りやめるとの金正恩(キム・ジョンウン)党委員長宛の書簡を発表した際、一行は核実験場から元山に戻る列車の中にいたのですが・・・
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「(会談中止について)列車の中では情報がなく、一緒にいた北朝鮮の人も知らなかったが、ホテルに着いて知った時は戸惑っているようだった」(韓国 MBC記者)
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「北朝鮮当局者は最初は信じられなくて私に本当かと聞きました。私の目を見て沈黙し、何も言いませんでした」(中国 CCTV記者)
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