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左派リベラル派の立憲枝野!
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枝野氏は左に傾き過ぎ・希望を離党の小川淳也議員!
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野党が国会審議を拒否してから本日5月7日で実に「17連休」だ。
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野党6党は柳瀬氏の証人喚問が実現しないとして、4月20日から審議拒否を続けている。4月29日の日本経済新聞社の世論調査で、野党6党が麻生太郎財務相の辞任などを求めて国会審議を拒否していることについて「適切ではない」が64%を占めた。
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野党に言わせれば、国会審議はしなくても官僚を呼んで疑惑の説明を求める「合同ヒアリング」をしているから、世論に対しては委員会以外で追及しているとアピールしたいのだろう。
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中身は、官僚に対する嫌がらせそのものだ。特に財務省セクハラ問題に対しては1日2回も開催するほどの熱の入れようだ。このほかに、」「加計学園『首相案件』問題」「働き方改革虚偽データ疑惑」「イラク日報隠蔽疑惑」の4テーマも加え、事態が進展するたびに開催されている。野党6党にとっては、官僚相手に憂さ晴らしをしているのかもしれない。
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昨年の衆院選で、枝野幸男氏が旧民主党左派リベラル派として立憲民主党を立ち上げ、分裂した旧民主党の左派やリベラル派の受け皿となり野党第1党になった。分裂した旧民主党は、希望の党、民進党に分裂したが合併し国民民主党して再出発することになった。
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政界は離合集散が世の常と言うが、野党の離合集散は「政治信条が違えば統一や合併は無理」と言われる通り、立憲民主党(衆議院56、参議院7)、共産党(衆議院12、参議員14)、希望の党(衆議院50、参議院3)、「無所属の会(衆議院民進11・無所属3、参議院49)」、社民党(衆院2)、自由党(衆院2)(2党で参院・希望の会、自由4、社民2)の野党6党は対自民党攻撃では一本化するが主義主張では相容れずこれからも分裂を繰り返すのだろう。
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産経新聞は20日、民進党と希望の党の合流構想に対する両党所属議員計107人の動向を分析した。少なくとも23人の新党不参加が固まり、衆院では野党第一党・立憲民主党の54人に届くことは困難な情勢だ。参院では野党第一党となる公算が大きいが、現在の両党の合計議員数(44人)から大きく目減りし、30人程度にとどまるとみられる。
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民進党では中川正春元文部科学相や江田憲司元代表代行、小川敏夫参院議員会長ら13人が新党不参加の方向だ。
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希望の党では松沢成文参院議員団代表や細野豪志元環境相ら6人がすでに不参加を正式表明している。これに加え、田嶋要、大串博志、小川淳也、本村賢太郎の各衆院議員も、新党に加わらない意向を周辺に伝えていることが判明した。
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新党不参加の会見で、立憲民主に対し心情を吐露している。
「私個人の立場を申し上げれば、やっぱり旧民主党がすごく好きでして、居場所がありました。右派の前原さんと非常に厚い信任関係にありましたし、左派リベラル派の枝野さんとも非常に信頼関係があって、左右の中間派で自分の居場所をすごく見出せる党だったなという気がしています。
もちろんバラバラだとか決められないと言う批判は常にあったんですが、私自身の立場から言うと、左右中間派で、まさに中道の王道を行きたいと思って所属してました。
今後も、右派陣営に所属するのであれば左端。リベラル派陣営に所属するのであれば右端。中道の立場を崩したくないという気持ちがしております」
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「立憲民主党に対しては、少し左に傾きすぎてるのではないか。反対ばかりで 過激な闘争姿勢じゃないかという心配があると思う。そこは、やっぱりもっともっと立憲党を中道化させて真ん中に引っ張ってくる、右に引っ張ってくるそういう努力は必要。
枝野さんと話をしていると、このことを誰よりも一番自覚しているのは枝野さん本人だなという安心感はあります」
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立憲民主党の主要メンバーは、辻元幹事長で代表される如く、民進党の左派が「安全保障関連法の廃止や憲法9条改正への反対など左派的な理念」で集結したと言える。
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革新政党・立憲民主党というより、リベラルと言うほうが庶民を引き付けやすいのだろう。やっていることは、旧民進党の左派そのもである。
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