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復調の兆しもなく更に支持が下落!
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このまま総裁選突入なら最悪の自民党!
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先週4月8日より5.4Pも支持率を下げた原因は、10日、朝日新聞に掲載された柳瀬元首相秘書官の「首相案件」発言を記録した文書発端であり、森友文書、南スーダン日報報道に加え「首相案件」の4文字が止めを刺しかねない状況にある。
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15・16日におこなわれたNNN(日本テレビ)世論調査で、内閣支持率が26.7%という低支持率を記録した。国民は「安倍首相は嘘つき」と考え、もはや安倍首相を信じる人は1割にも届かないという状態にあるということだ。
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今年9月に行われる自民党総裁選についても調査していた。
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4月14・15日調査で、安倍首相が総裁選で再選されることを支持するかどうか聞いたところ「全く支持しない」「どちらかと言えば支持しない」と答えた人の合計は63.3%に達した。一方、再選を「強く支持する」「どちらかと言えば支持する」と答えた人の合計は31.1%に留まった。
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3月10・11日調査時点では、再選支持が38.1%、不支持が53.23だったことからすると、総裁選で3選を目指すとみられる安倍首相に対する世論は、この1ヶ月強でかなり厳しくなったと見るべきだ。
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しかい、逆に「ポスト安倍」を狙う石破茂・元幹事長などの支持は冴えない。4月14・15日の調査では、石破茂氏が「最も相応しい」とした人は全体の24.0%だった。現時点で出馬の意思がないとされる小泉進次郎氏の24.7%を下回る水準だ。3位は現職の安倍首相で20.1%だった。
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小泉氏、石破氏ともに、自民党支持層からの支持はそれぞれ2割弱に留まる。無党派では小泉氏がトップ、立憲民主党支持層では石破氏がトップであることや、政権の「強い不支持層」で石破氏がトップであることなども踏まえると、石破氏が「ポスト安倍」で1,2を争う状況にある最大の理由は「非・安倍」色と結びついた知名度にあると見るべきだ。こうした支持構成の状況では、石破氏の「選挙の顔」としての強みは小泉氏に劣ると言える。
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支持・不支持それぞれの理由では、安倍政権を「強く支持する」層が支持理由に挙げる最多項目は「政策」だ。アベノミクスや憲法改正といった安倍カラーの政策で支持基盤を築いてきたことが長期政権を維持するひとつの要因とも言える。仮に石破氏が自民党総裁選で勝利しても、その支持理由が「非・安倍」色以外に求められない状況だと、来年の参院選で自民党を勝利に導くことは容易ではなさそうだ。
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支持率の急落は、この1年「首相として起き上がる問題に当対処したか」という一点に集約される。一連の疑惑に関し、妻昭恵氏がいろいろな形で登場することに対しても「妻の制御も出来ないのか」という評価にもつながっている。
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安全保障関連法案や対テロ法案を強引に成立させた手法を取りながら、妻の勝手放題には経産省から秘書までつけるという公私混同ぶりが、根底に有る事も「一気に火を噴いた」一因でもある。
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要するに国民の間に溜まっていたマグマが吹き上がってきたという事だ。マグマの吹き上げ方が強くなれば、自民党の議員にもマグマ振動が伝わり、議員の足元も揺らいでくる。
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どこで連鎖を切るのか、安倍首相の潔さが試されているのかもしれない。
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4月17~18日と日米首脳会談で安倍夫妻は渡米する。妻昭恵、タラップ上でどのような仕草をするか。
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