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読者より・なぜ骨材のことを取り上げないのか!
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先日、読者の方より本紙に連があり、生コン業界のことは良く取り上げていますが、生コンの質についてはあまり取り上げませんが、なぜでしょうか。生コンの質を取り上げるとき、プラントの能力の問題(古いプラントと新プラントでは差は当然出るが)と骨材、特に砂については重要な問題である指摘しております。
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現場から出た残土を洗浄し再生砂として利用している向きが多いようですが、東部丘陵にある残土処分場の近畿砂利組合の「城陽砂」と称するものは、品質がバラバラであり、残土の洗い沙に奈良や宇治の砂を購入し、ブレンドしたものを「城陽砂」と称して生コン業者に販売しているのが実情であると、読者は指摘する。
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古いプラントに出来の悪い洗い沙を使用していたら、出来上がった生コンは粗悪品そのものだが、一度、時間をかけて実情を調査してみたら、京都生コン4協組の組合員の何割が粗悪品製造なのか、重要問題です。という。
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JISや丸適マークを持っているから京都市内4組合の生コン全社の品質は優劣なく、均一であるというのは間違いだ。
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ここ2年ほど生コンは値上げに、値上げし、生コン製造業者は従前に比べ億単位の利益金を懐にしている。今の需要がいつまで続くのか、建設業界が好況を保っているから高価格生コンでも購入している。京都市内周辺の建築物の大半は住宅であるが、ホテルの建築需要も多く、ミニホテルが年間30件以上もオープンしていると聞く。まもなく好況も一服する。そのとき、品質低下の生コン製造業者は生産量を維持できなくなり、安売りに走ることになりかねない。
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そうなると、今の価格を全社維持できるであろうか。品質は大事なことである。
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