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2018 / 2月

自民党総裁選:岸田派じわり勢力拡大!

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目標は「50人」 新人・西田氏ら!
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額賀派が割れそうだ!
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自民党の岸田文雄政調会長率いる岸田派(宏池会)が9月の党総裁選をにらみ、派閥所属議員「50人」を目標に勢力拡大を進めていることが分かった。西田昭二衆院議員=石川3区=も入会するなど、3人程度が新規加入する方向で最終調整している。岸田氏が次期総裁選への出馬の是非を慎重に検討する中、足元の基盤固めを通じて党内での影響力を確保する狙いもありそうだ。
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岸田派は現在45人の所属議員を抱えるが、額賀派(平成研究会)の55人に次ぐ党内第4派閥に甘んじている。昨年10月の衆院選後は、新人獲得を急速に進めた二階派(志帥会)にあと1人まで迫られている。
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岸田派は総裁選をにらんで、昨年末から中堅議員らが勧誘活動を本格化した。入会が決まった西田氏は昨年の衆院選で初当選した新人だ。北関東の新人衆院議員らも入会の方向で、同派中堅議員は「合わせて5人は増やせる」と意気込む。
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総裁選をめぐっては、最大派閥の細田派(清和政策研究会)や第2派閥の麻生派(志公会)、二階派などが安倍晋三首相の3選を支持する流れが出ている。
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岸田派では岸田氏の主戦論が高まる一方で、安倍首相からの禅譲に期待する声も根強い。ただ、同派中堅議員は「安倍政権が秋まで安泰とは限らない。派閥を拡大し求心力の強化を図っておくことは重要だ」と語る。
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岸田氏は20日、広島市で記者団に「今年は未来に向け、宏池会の考え方を発信することに力点を置く1年にしたい」と強調した。最近は、自身の存在感の薄さを意識してか、画像投稿アプリ「インスタグラム」も開設した。総裁選出馬も視野に、派内の基盤強化と知名度向上で戦いに挑む態勢を整えつつある。
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自民党の竹下亘総務会長は、自民党第3派閥の額賀派(平成研究会、55人)で額賀福志郎会長の退任を求める動きについて「平成研の伝統は一致団結だ。私たちは決して分かれない。衆参がしっかりと議論を重ねて団結してやっていく」と述べた。
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吉田博美参院幹事長率いる参院側21人全員が額賀氏の月内退任を決断するよう求めており、後任の派閥会長に竹下氏を推す声がある。吉田氏らは額賀氏が退任しない場合、派閥を集団離脱する意向を示している。参院側は、額賀氏が1月末までに進退の見通しを明らかにするよう求めているが、額賀氏は性急な動きに反発し、続投する構えを崩していない。
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30日夜、衆院当選1、2回の若手議員を東京都内の日本料理屋に集めて意見聴取を行った。出席者によると、分裂回避のため結束することを確認した。
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会合には幹部の竹下亘総務会長、茂木敏充経済再生担当相らが同席。当選1、2回議員は古川康氏ら5人全員が出席した。2月半ばまでに3~5回からも意見を聞く予定で、額賀氏はこれを踏まえて自らの進退について最終判断するとみられる。参院側も当面、こうした動きを見守る構えだ。
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割れてくれればと虎視眈々と狙っているのが、かつて額賀派にいた石破氏。9月の自民党総裁選に出ると明言。安倍1強に対抗するには態度が曖昧でも額賀派の一部でも味方につけることは大事だ。派閥の竹下氏は石破氏の支持を模索しており、茂木氏は安倍首相を支持している。肝心の派閥の長たる額賀福志郎氏は「政治の流れを見極め、間違えることがないよう方向を定めていく」と態度が曖昧だ。
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党内第2派閥の麻生派(59人)と第5派閥の二階派(44人)は首相を支持する方針で、首相の出身派閥で党内最大の細田派(94人)を足せば、「安倍3選」は今のところ揺るぎないとみられている。
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安倍3選後の閣内登用は、支持の表明如何にかかっている。
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空母・遼寧:金食い虫・1航海で10億円?

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1空母艦隊の燃料・維持経費は3400億円!
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中国・新浪に、中国の空母・遼寧号の維持費について紹介する記事が掲載された。
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記事は、「中国初の国産空母002型の建設が順調に進んでおり、問題がなければ2018年2月にも試験航海をする予定だ」と紹介。そのうえで、空母建設にかかる費用について説明した。
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ロシアの専門家は「002型空母の建設費用は700億元(約1兆1900億円)に上る可能性がある」と分析しているという。しかし記事は、「これは少々誇張した金額で、控えめに見積もって300億元(約5100億円)ほどだろう」と予測した。
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そのうえで、「空母は建設費のみならず、維持費も相当かかる」と指摘。例えば、すでに就役している空母・遼寧号の場合、燃料搭載量が6000~8000トンになるが、8000トン入れたとすると、重油代だけで3000万元(約5億1000億円)にもなると分析。1回の航海が1カ月ほどであった場合、燃料費だけで6000万元ほど(約10億2000万円)になり、「このような費用を負担できる国がどれほどあるだろうか」と問いかけた。
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さらに、空母にかかる費用は空母の燃料費のみならず、艦載機の燃料、乗組員の食費やその他の日常の維持費も加わり、その額は莫大になると指摘。米国のミニッツ級空母の場合、年間140億元(約2380億円)かかると言われており、30年間就役すると、その額は4200億元(約7兆1400億円)にもなると伝えた。
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しかも、空母は1隻で出航するわけではなく、空母艦隊を編成して十数隻の船が連なるため、これらの燃料費や維持費を加えると、1つの空母艦隊で年間少なくとも200億元(約3400億円)はかかると計算。「金食い虫」と言われるのももっともだと結んだ。
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