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小沢秘書が国税庁に税務調査説明要求!
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秘書「圧力かけた認識全くない」!
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宝石の架空販売で不正な消費税の還付申告をした疑いがあるとして東京国税局から還付を保留されていた免税店運営会社4社の税務調査をめぐり、自民党の鳩山二郎衆院議員(39)=福岡6区=の小沢洋介秘書が2017年4月、国税庁幹部を議員会館に呼び、還付保留について説明を求めていたことが9日、関係者への取材で分かった。小沢秘書は当時、国税局に4社の架空仕入れ先と認定された宝石販売会社の顧問を務めていた。説明を求めた場には鳩山氏も同席していた。
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国税側に、税務調査への圧力ととられかねず、詳しい説明が求められそうだ。
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秘書は説明の場に鳩山議員を同席させており、税務調査に対する圧力との批判を浴びそうだ。
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関係者によると、東京都内の免税店運営会社4社は2015年4月から16年12月、小沢秘書が顧問を務める宝石販売会社「国際東日ジュエリー」から仕入れた宝石を外国人観光客に販売したとして、仕入れ時に支払った消費税約2億2000万円の還付を申告した。
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東京国税局が申告内容を調査し、取引実態がなかったと判断し還付を保留したところ、男性秘書は国会連絡室を通じて国税庁に説明を要求。消費税室長ら3人を議員会館に呼び、「消費税が還付されない理由はなぜか」などと問いただした。国税庁側は「個別の事案は答えられない」と回答したという。
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小沢秘書は取材に「状況を把握したいと思っただけで、圧力をかける意図は全くなかった」と説明。「(同席を依頼した)鳩山議員に迷惑を掛けた」と述べ、秘書を辞任する考えを示した。
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鳩山議員は地元事務所を通じて「秘書に言われて消費税還付のレクチャーに同席しただけだ」とコメントした。
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自民党の鳩山二郎衆議院議員の秘書が、自らが顧問を務め、東京国税局から宝石の架空販売の疑いがあるとされた会社の税務調査について、国税庁幹部を呼び出し、説明を求めていたことが分かった。
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国崎秘書「(鳩山議員は)小沢秘書にいわれ『レクチャーを聞いてくれ』ということで聞いただけ」「小沢秘書個人の問題だと私どもは思っている」
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鳩山議員の秘書は地元・福岡でこう話し、議員の直接の関与を否定したが、与野党は厳しく批判している。
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希望の党・玉木代表「本来、公平公正であるべき税金の話が政治家、特に与党政治家の圧力によってゆがめられるということであれば許し難い行為ですし、税に対する信頼を揺るがす行為であって、決して容認できない重大な問題だと考えています」
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さらに、自民党内からも「国税に個別の案件を問い合わせることは異例だ。常識がない」との声が出ている。
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小沢秘書は面会時に、国税OBの顧問税理士の名も挙げていた。小沢秘書は産経新聞の取材に対し、「(宝石販売)会社の顧問だったので中身を把握したかった。圧力をかけた認識は全くない。国税OBが税理士であることは事実だが、圧力をかけるためにそういう話をしたわけではない」と話した。
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議員側の説明要求をめぐっては、山本幸三前地方創生担当相が24年5月ごろ、証券取引等監視委員会の幹部を議員会館に呼び出し、知人のインサイダー取引事件に関して「人権を軽視した違法な調査だ」などと発言していたことが昨年7月に発覚している。
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どんな言い訳をしようが、議員会館に呼びつけておいて、「圧力をかけた認識は全くない」という言葉は、嘘八百も甚だしい。長く秘書をやっていて「秘書のイロハは十分知っていたはず」なのに、何を血迷ったのか?
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議員としては駆け出しの新参者。もうすこし、人物を選んで採用しないと、、、。大体、議員が失脚するのは、秘書がろくでもないことをするからだ。ご用心、ご用心。
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