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ニシムラ㈱一括見積とおり販売できるのか!
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業界に、保健研究所の落札について、9月議会が無事に通るのか危ぶむ声が出始めている。ニシムラ㈱が見積もった中に、そんな安い値で卸すことが出来ない機器材があるという。共通仕様書に書かれている範囲なら、同等品なら良いとも解釈できるが、低入札調書が出ている以上、安易に機器変更は認められないことである。
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低入札調書が提出された期間は、入札保留の7月14日から8月10日間の23日間の間に何が起きていたのか。
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本紙が低入の裏にあるニシムラ㈱の一括見積の記事を矢継ぎ早に出し始めたら、お盆休みの直前・8月10日に落札決定が公表されたが、低入札調書の22項目のうち最低でも14項目の書類を整えるのに、初めて低入を起こした五島電気建設JVが完全に書類を整えれるわけがない。全部出来上がったのが8月18日ころではないのかと推定される。
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低入札調書はニシムラ㈱の「全品目売り渡します」という保証文書が入っているはずだが、本紙の調査では「社長も知らない保証書」が入っているという。社長が知ろうが、知らなかろうが、会社が発行した文書なら正式の文書だ。行政が受け取った時点では、会社が発効した文書として受け取っている。ニシムラ㈱が五島・尾形JVに出した文書はJVも正式文書として受け取り、調書に添付したのだから「後日、あの文書は社長が知らなかった」では済まないことは重々承知のはず。
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まさか、手に入らない機器類は「議会承認後に、同等品で間に合わせる算段」ではないかと推察しているが、そうなると発注部署も議会も騙されたということになる。
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最近の世の中、まさかと思う事が良く起き上がる。本紙の記事に当事者しか知らない部分は「推測でしか」書けないことはご承知おき願いたいが、まんざら当てズッポウで書いているわけではない。
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現在、関連書類が存在するか、過去の低入札はどうであったか、最近の一括見積現場はどれであったか調査中である。判明次第、順次公表してゆく。
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