京都府立医科大:外部委員会の調査・結論はいつ!

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今でも外部委員会は継続調査中という!
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委員会は1度も意見交換していない!
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過去2度の報道は京都府の説明だけ!
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京都府警が今年2月に府立医科大に家宅捜索に入り大花火が打ち上がってから、間もなく半年になろうとしている。医科大も吉川学長が辞任し、竹中洋氏が学長に就任、7月に虚偽診断書作成容疑について「不正はなかった」と7文字で終わる発言で事は終わったようである。事件発生以来、森友学園問題、議員の不倫問題、加計学園問題そして8月3日の安倍内閣再々改造内閣とマスコミは次々と新しいネタに飛びつき、府立医大問題は正に過去の記事となりそうである。
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京都府立医科大が学長、病院長が腎移植をしたヤクザの組長の刑務所収監逃れに診断書を偽造したという容疑と学長がその組長と会食していたし、組長が心臓病で入院などしていた武田病院から金を受け取っていた収賄容疑で2月14日に関係各所を家宅捜索した。
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内容はご存知であろうが、事の発端は
2005-6年、京都市内のホテルなどで建設業の男性から計3回にわたり、淡海一家組長が4千万円を脅し取った。
2009年12月4日 京都府警組対2課などが、恐喝の疑いで、高山義友希容疑者(52)の逮捕状を取った
2010年4月24日 高山義友希容疑者(53)を逮捕
2012年5月 保釈 保釈金は5千万円(京都地裁が健康上の理由などで保釈を認める)
2013年6月6日 京都地裁判決 懲役8年(求刑懲役10年)
2014年2月 京都府立医大病院を受診、診療開始(担当・吉村勇病院長)
2014年夏、 京都府立医大病院で生体腎移植
2015年6月 最高裁で懲役8年の有罪判決が確定
2015年8月 BKウイルス腎炎の発症により「拘禁に耐えられない」という診断書(吉村了勇院長)を検察庁(大阪高検)に提出
2016年2月 康生会武田病院の医師が「重篤な不整脈」とする回答書を大阪高検に提出。大阪高検は診断書を受けて、刑の執行停止を決めた
2017年2月14日 京都府立医大病院などを家宅捜索、高山容疑者に出頭命令。出頭し収監。
2月15日 武田病院を捜索
2月16日 吉村院長・記者会見で虚偽を否定
3月末  吉川学長辞職
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当日の新聞記事は以下のように伝えた。
恐喝事件で実刑が確定した暴力団組長の健康状態について虚偽の診断書を作成した疑いが強まったとして、京都府警は2月14日、虚偽公文書作成容疑で、京都府立医科大付属病院(京都市上京区)などの強制捜査に乗り出した。
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組長は2015年に懲役8年の実刑が確定したが、病気で刑務所への収容には耐えられないとする診断書が大阪高検に提出され、収容が見送られていた。京都府警は、収容逃れのために虚偽の診断書が作成された可能性もあるとみて調べる。
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府警は14日午前、府立医大病院など関係先を家宅捜索。今後、押収物の分析や関係者への事情聴取を進める。
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捜査関係者などによると、この組長は指定暴力団山口組系淡海一家総長の高山義友希・元被告(60)。土木建設業の男性からみかじめ料として現金約4000万円を脅し取ったなどとして恐喝などの罪に問われ、実刑が確定した。
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刑事訴訟法は、実刑判決を受けた者について、刑務所への収容によって健康を害したり、生命に危険が生じたりする恐れがある場合、検察官が刑の執行を停止できると規定している。
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高山元被告の判決確定後、刑務所に収容すると腎臓の病気が悪化する恐れがあるという趣旨の、事実と異なる診断書が大阪高検に提出された疑いがあるという。
大阪高検は、高山元被告の病状に関する検査書類などを調べ、今年に入って収容できると判断。14日午前、元被告を刑事施設に収容した。
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この家宅捜索を契機に、医科大病院吉村病院長は偽造はないと記者会見。ターゲットは、吉川学長が高山容疑者と不適切な付き合いをしたとする府警本部の発表から、京都府は吉川学長の3選を良しとしない一部勢力が「府主導で吉川学長追い出し」に着手した。このまま居られたら、府立医科大病院は京都府の制御下から逸脱してしまう。その良い例が、日本電産が京都府に70億円の施設病院を寄付したことにある。この寄付は、吉川学長の功績であった。吉川氏が退職したあと、どういうわけか山田知事は東京出張のときには、日本電産に挨拶に出かけているという情報もある。何故だろう、永守会長は京都にいるのだが、、、。会長の息子(次男)に合っているのかな、、、。
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2月14日の強制捜査が始まり、呼応したように京都府幹部の主導で学長が暴力団組長と会食等をしたことはコンプライアンスにかけるとし、教授会などの辞任勧告など学長辞任まで圧力をかけ、3月末に府の目的通り学長は辞職し、新学長は京都府が仕掛けた竹中洋氏が就任した。
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ここまでは、府警本部や京都府の意図としたとおりになったのだが、調査委員会の結果はどうなったのか、「報告」は今日に至るも京都府民に説明されてはいない。
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府立医科大は、竹中洋学長が7月4日、虚偽診断書の作成があったか調べている府公立大学法人の調査委員会に、専門家が作る委員会(外部3人、内部1人)が「診断書は妥当」と報告したことを紹介。「捜査の対象にはなっているが、専門委で妥当性があると判断されたので、診療の内容や診察結果に不正や恣意的な行為はなかったと考えている」と話した。しかし、病院は報告書を発表していない。
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吉川敏一学長(69)が3月末で退任するのを受け、京都府立医科大の学長選考会議は3月25日、元大阪医科大学長の竹中洋氏(68)を新学長に選んだ。任期は4月1日から3年。
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強制捜査に着手した京都府警は、8月に入っても「偽造診断書や前学長と武田病院の贈収賄」について逮捕者も送検もしていない。7月4日付けで、京都府警2課長が移動した。京都地検も3人が転出し、12人が着任した。京都地検は、偽造したとされる担当医師の聴取をしたが、調書すら作っていない。地検も府警も課長や担当検事が転勤し、新任者が担当するが、「京都府警」の捜査の結末に注目。
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本紙は8月に入り、京都府に情報公開の請求を行うべく担当課職員に聞いた。府外部調査委が初会合を開いたのは、3月9日に開かれた。委員は、移植の専門医で大阪大教授の高原史郎氏、医療過誤に詳しい弁護士の三重利典氏、府医師会長の森洋一氏の3人。
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3月中にも2回目の会議を開き、回答書やカルテ内容と組長の病態との間に整合性があるかを、委員が専門的見地から調べる。病院の運営や意思決定に問題がなかったかも点検する。と報道があったとおり、2回とも京都府が各委員に対し京都府として説明し、関連資料を提示したが、それ以降は各委員も仕事を抱え忙しいので、各委員から請求があった資料を整え渡しているのが現状で、「3人の会合は一度も開かれていない」という。
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調査委員会の報告期限はあるのかの問に、ありません。府立医科大のあらゆることが「曖昧模糊とした中で終わりを迎えよう」としているようだが、新聞各社は興味を失ってしまったのであろうか。本紙は、今後も後追い取材をすすめる。
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大学周辺から、京都府警は府立医科大で、別件捜査をしているという情報もある。収賄事件のようだが。
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