主要活断層113カ所のうち:九州に14カ所!

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活動周期の調査必要!
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地球が活動期に入ったのか、世界中で火山活動の活発化と連動して地震も多くなってきている。今日も、沖縄と熊本で小さいながらも地震が発生した。
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地震発生時刻 2017年5月10日 10時17分ごろ
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震度2 :熊本県   熊本西区  山都町
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震度1 :長崎県   雲仙市
熊本県、 熊本中央区、熊本北区、八代市、菊池市、宇土市、宇城市、熊本美里町、 大津町、御船町、嘉島町、益城町、甲佐町、氷川町
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<1週間ほどの九州内の地震>
平成29年05月10日10時17分頃 熊本県熊本地方 M3.2 震度2
平成29年05月10日04時16分頃 宮古島北西沖 M5.0 震度2
平成29年05月9日11時06分頃 宮古島近海 M5.0 震度1
平成29年05月9日10時54分頃 宮古島近海 M6.4 震度3
平成29年05月8日11時57分頃 熊本県熊本地方 M3.0 震度1
平成29年05月7日23時15分頃 熊本県熊本地方 M2.7 震度2
平成29年05月7日21時36分頃 熊本県熊本地方 M2.8 震度3
平成29年05月7日21時28分頃 熊本県熊本地方 M2.3 震度1
平成29年05月7日18時20分頃 熊本県熊本地方 M2.5 震度1
平成29年05月5日03時03分頃 熊本県熊本地方 M2.6 震度2
平成29年05月4日14時22分頃 熊本県熊本地方 M4.1 震度4
平成29年05月4日13時44分頃 大隅半島東方沖 M4.4 震度2
平成29年05月4日13時08分頃 天草灘     M3.4 震度2
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活断層帯は、地表面に現れた長さが20km以上、過去千年間のずれが10cm以上などの条件を満たすものを指す。政府は2013年から断層の再評価を進めており、今年2月には九州の「宇美」「日向峠-小笠木峠」「福智山」「佐賀平野北縁」「緑川」「甑(こしき)」の計6カ所を含めた16断層帯を追加。全国の主要断層帯は計113カ所、うち九州は14カ所となった。
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福岡沖地震から3月20日で12年を迎えた。最大震度6弱を引き起こした警固(けご)断層帯に加え、政府は2月、平行する宇美断層と日向峠(ひなたとうげ)-小笠木峠(おかさぎとうげ)断層帯も「主要活断層帯」に追加。マグニチュード(M)7以上の地震を起こす可能性が高いとされ、専門家は「福岡地区で再び大きな地震が起きる恐れがある」と指摘する。九州では他にも4カ所が主要活断層帯に追加されており、防災を担う行政からは、活動周期などの早期調査を望む声が強まっている。
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福岡沖地震では、警固断層帯の海側に当たる北西部25kmが動いたが、福岡市中心部を走る陸側の南東部27kmは破壊されないまま。政府が示す地震発生確率は「30年以内に3%以上」と、最も高いSクラスだ。
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周辺の宇美断層、日向峠-小笠木峠断層帯も追加されたことから、専門家は「福岡地区でいつ地震が起きてもおかしくない」と危険性を指摘。福岡県は「今回の追加で県民の防災意識が高まり、国の調査も進むことを期待している」としている。
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九州では地震発生確率Sクラスの断層帯として、警固断層帯のほかに昨年4月の熊本地震で割れ残った「布田川・日奈久」や「雲仙」「別府-万年山」、今回追加された「福智山」がある。
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