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シリア通信を米傍受・化学兵器の証拠か!
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シリアの現場でサリン検・…英軍の研究者分析!
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米CNNテレビは4月12日、化学兵器を使ったとみられるシリア軍の空爆を巡り、シリア軍とシリアの化学兵器の専門家がやりとりした通信内容を、米軍と米情報機関が傍受していたと報じた。
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米政府高官の話として伝えた。米側は、化学兵器使用の有力な証拠の一つに位置付けている模様だ。
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ただ、米国はシリアやイラクで大量の通信を傍受しているため、当初は詳細に解析されず、シリアが化学兵器を使うことを米政府は事前に察知できなかったと、同高官は強調しているという。
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これに関連し、別の米政府高官は4月11日、記者団に「シリアの化学兵器計画に関与してきた人物が3月末、(米軍が巡航ミサイルを撃ち込んだ)シャイラト空軍基地で(化学兵器を使う)攻撃の準備をしていたとの情報がある。彼らは攻撃した日と、その前後も(基地に)いた」と明らかにした。
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英国のライクロフト国連大使は12日の国連安全保障理事会の会合で、シリアで化学兵器が使用されたとされる現場で採取したサンプルを、英軍の化学兵器研究機関の研究者が分析した結果、「(猛毒の)神経ガスであるサリンか、サリンに似た物質の陽性反応が検出された」と語った。
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ライクロフト氏はその上で「サリンを使った攻撃に(シリアの)アサド政権が関与
した可能性が極めて高い」と指摘した。
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化学兵器使用の検出を発表したのは、トルコアクダー保健相で4月11日、隣国シリア北西部イドリブ県で4日に起きた空爆に関し、トルコに搬送されたシリア人患者の検査で、猛毒の神経ガス、サリンの使用が確認されたと明らかにした。
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患者から採取した尿・血液から「サリンの代謝物が確認された」としている。
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このように各国がサリン検出を発表しているが、本当にシリアがサリン爆撃をしたのかと言う懐疑的言葉が出てきている。
1.反政府爆撃地区のISISやヌスラ戦線が爆撃を受けたときに神経ガスを放出した。
2.反政府軍が所有していた神経ガスが、爆撃で飛散した。
と言うものであるが、なぜこのような話が出てくるのか。その理由として次のような話が出てくる。「シリア軍にとり、このまま進んでいくとシリアの内戦は政府軍が平定することになり、化学兵器を使えば外国の人道支援団体にも露見し、世界の非難を浴びる。」というのだ。
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何でもありの状況なら、ロシアが科学爆弾を投下することだってできる。政府軍も、反政府軍も、ロシア軍も皆、危険な兵器を持っているのだ。
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