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次の学長は誰になるか!
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元学長のY氏系列の教授!
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京都府・山内副知事とその仲間たち!
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2月28日の吉川学長の記者会見で、辞任しないと言っていた翌日、一転して「体調不良を理由に、3月末で退任する」と、代理人弁護士がコメントを発表した。評議会の委員教授19人中、元学長Y氏の息の掛った教育研究評議会委員はどんなに多くても4人程度。そのY学長系の少ない委員が、評議会を牛耳ったわけでなく、事務局の事務局長が京都府派遣事務局長であり、会議の主導はこの局長が仕切ったと言われる。
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吉川学長が今回の高山組長との会食があろうが、なかろうが、小さなことでも足元をすくう準備は、はるか以前から計画されていたと思われる。
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事務局は教育研究評議会(委員19人)を2月23日開催。吉川学長が暴力団組長との会食を認めたことなどから、進退について協議した結果、出席委員14人の全会一致で辞職勧告が決議された。委員の吉川学長や吉村了勇病院長(64)は欠席した。
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評議会では当面の間、学長の権限を3人の副学長に、病院長の権限も病院内の各部長に、それぞれ委譲することも決まった。この段階で、吉川学長と吉村院長の権限をはく奪し、丸裸にしてしまった。その上で、大学側(副知事側)は府立医大が吉川敏一学長に辞任を勧告することを決めた。
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京都府立医科大での虚偽診断書作成容疑事件をめぐり、暴力団組長との関係が指摘されている吉川敏一学長(69)は2月27日、大学幹部らによる教育研究評議会の辞任勧告に対し、拒否する回答を文書で提出した。飲食店での組長との接触はあくまで「偶然」と主張し、学長選考会議や記者会見で潔白を主張。しかし評議会は学長を選ぶ学内の学長選考会議に解任を求める発議を出す構えで、選考会議も解任を求める意見が大勢を占めており、辞任は不可避の情勢となった。
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学長選考会議は6人の委員で構成し、解任は4人以上の出席で決めることができる。同会議は28日にも吉川学長から弁明を聴く方針だが、過半数が解任を支持する見通しと各新聞は報道。ところが、中信副理事長が選考委員を辞任し、吉村院長も欠席するという中での会議を、成立させるためにも4人以上の出席というぎりぎりの線で選考員会を開催しようとしていた。
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解任の手続きは、学長選考会議の「解任規程」に基づいて進められる。
規程では、
①「職務上の義務違反がある」「学長たるに適しない」などと判断
②評議会が選考会議に辞任を発議
③学長から弁明を聴取
――といった手続きを踏んだうえで、解任の是非を決める。
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吉川学長は、大学付属病院で腎移植手術を受けた暴力団組長の高山義友希受刑者(60)との交際(2、3度会っても交際なのか?)が問題視されている。手術を執刀した病院長と担当医は「刑務所への収容は困難」とする虚偽内容の意見書を大阪高検に提出し、同受刑者の刑の執行停止に影響を与えた疑いが持たれている。
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京都府警は、2014年に京都・先斗町のお茶屋で吉川学長と高山受刑者が会食していた情報を把握。家宅捜索後、吉川学長は大学法人の理事会で、飲食店で高山受刑者と2度にわたり会った事実を認めている。
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高山受刑者が退院し、自宅から外出し始めた段階から、京都府警は何月何日、何時に、どこで、誰と会ったかを克明に記録し、写真も撮っているはずだ。先斗町のお茶屋へ入るときも写真に撮られ、吉川学長も店に入るとき、出るときも写真に撮られているはずだ。ただ、中で会ったのか、会食したのかは細かく把握できないはずだ。
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お互いに良く知っても、知らなくても、そう頻繁に会って食事をするような仲でもない。それと、手術前に会って挨拶を受けた程度の学長が、店で会って何を話題にするのか。某新聞では、移植手術に学長が立ち会ったと書いてあったが、吉川学長はアンチエイジングが本職であり、ま、どちらかと言えば内科系であり、腎移植の相談相手になれるほどではない。食事をしに行ったら、2階に組長も食事に来ていた。2人とも、食事によく来ていても、手術がなければ「言葉を交わす機会はなかった」だろうと誰でも思う。
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つづく