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カラオケに力が入り過ぎ!
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2016年は店舗大量閉鎖へ!
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不採算原因は経営者と社員の質!
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和歌山県御坊市で1月26日、市の給食センターが調理した給食を食べた幼稚園と小中学校の子供や教職員計719人が下痢や嘔吐などの食中毒症状を訴え、調査の結果、患者や調理担当者の便からノロウイルスが検出された。
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この給食センターは、外食産業大手シダックスのグループ企業、「シダックス大新東ヒューマンサービス」が運営しており、幼稚園4園と小学校6校、中学校5校に2041人分の給食を提供。原因となったメニューは、25日に同センターが調理した塩ちゃんこ、ほうれん草ともやしの磯和えなどで、26日午後から27日朝にかけて症状が出た。
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御坊保健所は、給食センターに対し、1月28日から2月10日までの14日間、営業停止を命じた。
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シダックス新大東ヒューマンサービス㈱会社謄本
役員欄は本文の末尾に掲載
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シダックスがカラオケ・レストランでの大幅赤字で、2期連続の赤字に陥り、大量閉店と閉店に伴う赤字発生(15~20年間の借地)し、転貸ししても借地料はシダックスが持つ契約で、赤字は続く。
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その内容は、
同業他社への売却譲渡や転貸借についての契約は、シダックスが契約した。その原契約はシダックスの責任として残っている。店舗を立てた土地賃貸契約は長期であり、途中解約すると、違約金の支払い義務があるものばかりで、1件の違約金で10億円にもなる物件もあり、やむを得ず、賃借料持ちの転貸借契約となった。
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赤字解消のためとはいうが、シダックスは今後、カラオケ店舗の空いたスペースを、カルチャースクールやフィットネス、エステ施設に改装し「カラオケを止めるのではなく、カラオケもある」(志太会長)という複合店舗化で展開するという。
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好調の自治体からの管理委託(大新東、シダックス大新東ヒューマンサービスのトータルアウトソーシングサービス)をより太く育てていく方針だ。としていたのが、2016年11がつころである。それが2か月もしないうちに、学校給食でノロウイルスによる食中毒発生という大失態を演じた。
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1月30日にシダックスは「事業所の営業停止に関するお知らせとお詫び」をHP上で発表したが、1週間経過したが、感染経路などその後のお知らせは出ていない。給食センターの衛生管理に問題があったから起きたのだが、食を扱う会社として、あまり責任を感じているようにも見えない。
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カラオケが赤字となる原因も、経営者の資質だけでなく、中堅管理職以下への全国統一の指示がされていなく、各店の責任で消化していたようだ。一人カラオケや飲食持込みには統一性がなく、シダックスは食事メニューにこだわり、売り上げはあっても利益が伴わないのが実情であった。食事を高く売って、、、が裏目に出た。
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大型店にこだわり過ぎ、当初の高収益に頼り、ブームの終焉に対応できず閑になっても大勢のアルバイトがいた。どんぶり勘定が改まらない企業なのである。
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つづく
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