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これからは・渡る世間は鬼ばかり!
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選挙には魔物がすむという!
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負けはじめたら・教団はアウト!
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創価学会会則改定の決定が聖教新聞で報じられた。「創価学会仏」が加わった。
11月4日・第72回総務会の席上、原田会長から創価学会会則の改定について提案があり、「創価学会仏」と「牧口・戸田・池田三代会長の敬称を「先生とする」との明記が参加者全員の賛同で可決。「日蓮大聖人の曠大なる慈悲を体し、末法の娑婆世界において大法を弘通しているのは創価学会しかない。ゆえに第2代会長・戸田先生は、未来の経典に『創価学会仏』と記されるであろうと断言されたのである」と追加した。
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原田体制での改正は、その三代会長をあくまで、過去の功労者であり、それら三人の指導通りに会を運営する必要はないとするもの。池田名誉会長は、もはやほぼ自分の意思を表すことができない、これからも回復する見込みがない状態にあり、それを見て定めた決定。
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何を言いたいのか、会則を改訂し「教団そのものを「仏」と自称したのだ。生きているのか死んでいるのか定かでないが、会員の目の前から姿を消して7年、その池田会長が居なくなったとき、求心力をもつポスト池田が無いため、教団そのもを「仏」にしたという呆れた仏の出現なのだ。
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公明党のバックボーンは創価学会であり、生き仏的なのが池田大作会長であった。その生き仏の生死がハッキリしない中での「教団が仏」となり、学会員の中でもついていけないという帆とも出てきた。はたして、今夏の東京都議会選挙や来るべき衆院選で公明党は党勢を維持できるのであろうか。
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東京都議選が6月23日告示、7月2日投開票と決まっているが、都議会与党の公明党・現有勢力23人が全員当選できるか不安だろう。自民党と連立を組んでいたら一緒に沈むと見て、昇り竜の小池と組むことで小池与党に足を踏み入れた。何の場合でもそうだが、浮き足立ち、ウロウロし始めると大抵は党勢を縮めてしまう。都政の全国紙担当記者は、「小池与党を装って乗り切るつもりだろうが、町田など複数の選挙区で厳しい選挙戦を強いられるのは確実。全員当選は難しいのではないか」と。
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この見方は、衆院選においても同様だ。IR法案で自主投票にしたのを見ても、党の方針を一本化できていない。創価学会は、選挙と党勢、イコール宗教的勝利としている。すなわち選挙の勝利こそ創価学会仏の正当性を示したものといえるのだ。しかし、自民党の要求する集団的自衛権行使の容認など急激な変化への対応に、幹部・活動家・会員は戸惑い不信を抱いており、選挙での集団威力は急激に衰えている。公明党の標榜する平和の党はどんどん色あせているのだ。
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小池会長も89歳となり、求心力も衰え、教団そのものを仏にしてしまった創価学会に、明日はあるのだろうか。
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