佐世保漁協:市と漁協の癒着は40年近い!

.
漁協入居ビル・組合の物ではない!
.
未登記ではあるが佐世保市の建物!
.
.
読者より、佐世保市漁協が使用しているビルは、「誰のものですか」という問い合わせが来た。
.

.
この建物の正式名称は「佐世保市漁民総合センター」所有者は佐世保市であるが、ご存じのとおり「市が所有する建築物は登記をしない」の原則通り、登記はされていない。土地の所有は佐世保市であり、昭和48年の公有水面埋立後にこの地に市が建築をした。当初は91番地であったが、平成に入り2度に渡り分筆され、現在は91-1、91-4、91-5の3地番となっている。
.
組合謄本


.
土地謄本


.
市と漁協の関係は、建物管理と部屋の賃貸管理は建設当初より、漁協(片岡一雄理事長)に依頼しており、無競争の委託であった。現在行われている指定管理者制度は平成16年度からであり、佐世保市漁協が指定管理者制度(大抵は無競争の指定席)で管理し始めた平成15年からであり、管理委託は延べ12年にもおよび、平成28年から平成33年まで佐世保市漁協に管理委託をする旨の発表がされている。
.

.
これまでの長い期間、市の水産課と片岡理事長の付き合いは、課員や部長が変わろうと、市長が変わろうと、変わらないのは片岡一雄理事長であり、新職員が入庁しても部長になるころでも片岡理事長は漁協の理事長であり、歴代の水産部長は片岡理事長への挨拶が欠かせないというのは悪弊の代表である。
.
これから先、片岡理事長が漁協の代表者でいる限り、佐世保市には「市長より権限がある漁協の理事長がいる」という変な行政となってしまったが、是正をする気があるのだろうか、佐世保市は、、、。
.