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規模7200㎡・事業費52億5千万円!
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青森県平川市は、新本庁舎建設方針を公表した。建設地には、現地と旧平川診療所跡地を合わせた敷地約2.3haを選定。
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規模は延べ約7200㎡を想定し、事業費は約52億5000万円と試算している。2016年度中に基本計画を策定し、17年度当初予算案に基本設計の委託費を計上する。議会承認が得られれば、同年度早期に設計者選定手続きに着手する方針だ。19年度に着工し、合併特例債の起債期限で、市制施行15周年でもある20年度末までの完成を目指す。
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同市は、06年度に平賀町と尾上町、碇ヶ関村が合併して誕生以来、同市柏木町藤山25-6にある旧平賀町役場(RC一部SRC造5階建て延べ5048㎡)を本庁舎として活用しているが、建設から30年以上が経過し、老朽化が進行していることから、市内に分散している尾上総合と碇ヶ関総合、葛川の3支所と柏木町藤山にある健康センターの機能集約を含む改築を検討していた。
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新庁舎には、本庁舎機能のほか、尾上総合支所の市民生活課を除いた各部署と健康センター内にある健康福祉部を併設する計画だ。
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4カ所の候補地の中から、現敷地と同診療所跡地約2.3haを選定した理由は、「最も市有地を有効活用できる」としている。また、現敷地と同病院跡地間にある約2.5mの段差については、段差解消に多額の費用が生じることから現状を維持し、周辺水路の溢水(いっすい)対策として、避難所や災害対策本部となる本庁舎を高台側の病院跡地に建設する。
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