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2月に最優秀者特定!
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新潟県は、WTO(世界貿易機関)対象となる県央基幹病院基本設計業務の公募型プロポーザル(環境配慮型)を公告、技術提案書は2017年2月上旬まで受け付ける。ヒアリング審査を経て、同月下旬に最優秀者を特定する。
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参加要件は1級建築設計業務の有資格者で、2006年度以降に病床数400床以上の病院の新築か改築工事にかかる基本・実施設計を元請けとして受託した実績など。 選定委員は西村伸也新潟大工学部建設学科教授、渡邉誠介長岡造形大建築・環境デザイン学科教授らが務める。参加表明書提出者のうち、3-5者に技術提案書を求める。
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基本設計の履行期間は8カ月を予定している。
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基本計画によると、建物面積は3万3000㎡を想定。病床数は450床を見込んでいる。救急救命医療や高度・専門的医療だけでなく、地域医療への支援、人材の育成・教育、災害時医療などの中核・拠点的機能を担う。
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整備スケジュールでは、18年度内に基本・実施設計を固める。新病院建設に伴う関連工事は19年度下期をめどに発注手続きに着手し、20年度から着工する方針だ。22年度の完成を目指す。
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建設地は三条市上須頃地内。4万3000㎡程度の用地を確保する。
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新病院は公設民営方式が前提となることから、運営主体として、同県の一定の関与が可能な財団法人などの設立を計画している。そのため、再編対象の労働者健康福祉機構燕労災病院、JA新潟厚生連三条総合病院と今後のあり方について調整していく。
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