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S造免震構造を採用!
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工事費・約199億円!
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静岡県島田市の市立島田市民病院は新病院建設事業の基本設計中間報告をまとめた。新病院の構造はコスト縮減、軽量化を目的にS造とし、地震対策として免震構造を取り入れる。軟弱地盤に対応するため基礎工法には支持杭工法を採用する。2016年度内に基本設計、17年度に実施設計を完了し、18年度の着工、21年3月の開院を目指す。
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基本設計は内藤建築事務所、基本設計CM(コンストラクション・マネジメント)業務は日建設計コンストラクション・マネジメントが担当している。
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施設規模はS造7階一部8階建て延べ約3万6000㎡(新棟約3万4000㎡、現救急センター改修約2000㎡)。併設する平屋建てのリニアック棟はRC造で耐震構造。病床数は445床(一般405床、回復期リハビリテーション40床)。駐車場は約960台。総事業費は約247億円、うち工事費約199億円。
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建設地は現東側駐車場付近の野田1200-5。敷地面積約3万2000㎡、建築面積約8800㎡(現健診センター除く)。
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工事発注の方式は検討中。DB(設計施工一括)方式やECI(アーリー・コントラクター・インボルブメント=施工予定者技術協議)方式などの採用を見込んでいる。
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工期は準備工事が10カ月、新棟建設工事は23カ月の予定。21年3月の開院後、既設の改修(4カ月)、解体(7カ月)や外構(5カ月)などの工事を実施する。
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