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FFGのシェア70%の影響調査で!
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ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)と十八銀行(長崎市)は、4月に予定している経営統合を、半年後の10月に延期する方向で最終調整に入った。統合の前提となる公正取引委員会の審査終了が見通せないためだ。両者が今月中旬にも取締役会を開いて決める。
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FFGと十八銀は経営統合後、2018年4月に、FFG傘下の親和銀行(長崎県佐世保市)と十八銀を合併させることで16年2月に基本合意。公取委の承認が得られれば、同8月に最終合意し、同12月に臨時株主総会を開いて決議する方針だった。
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しかし、統合で長崎県内の貸出金に対するFFGのシェア(占有率)が最大7割程度まで高まるため、公取委が独占禁止法に基づいて影響などを慎重に審査。関係者によると、シェアの引き下げを巡って公取委とFFG側の見解が依然として分かれており、当初の予定通りに統合するための期限としている今月中に公取委の承認を得るのが難しい情勢となった。
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