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2016年11月7日

次期衆院選・大阪7区:上西議員VS橋下氏の元秘書!

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どうしたらマスコミが取り上げてくれるか苦労中!
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日本維新の会は1日、次期衆院選に向けた公認候補4人を発表し、昨年に同党(当時、維新の党)を除名処分となった上西小百合衆院議員(33)の地元・衆院大阪7区に、前代表の橋下徹氏の元秘書の奥下剛光氏(41)を投入した。
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奥下氏は橋下氏が大阪市長時代に、市長の特別秘書を務めた。この日、維新が衆院大阪7区の支部長に選任したことを発表。これに対し上西氏はツイッターで「やっと出てきた維新の大阪7区公認。橋下徹さんの前特別秘書。
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「私の地元にようこそ。」と、自身も次期衆院選に出馬して、受けて立つ構えをみせた。
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一方で、この日、維新が報道各社宛にメールで2度送信した発表書面(PDF)は、なぜか表示されず、再々度配信されたメールには「不具合により添付ファイルの破損問題が生じております」とのお詫び記載が。なにやら波乱の予兆のようなハプニングとなった。
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なお前回14年の衆院選では、大阪7区では渡嘉敷奈緒美氏(自民)が当選し、上西氏は比例復活で当選した。
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橋本前大阪市長を目の敵にしているのか、愛しているのかよくわからないが、衆院議員の上西小百合氏が、ツイッターで、橋下徹・前大阪市長が小池百合子・東京都知事が立ち上げた政治塾「希望の塾」の講師に招かれている件についてギャラでは揉めないと断言した。
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上西氏は、橋下氏と小池塾側が講師料でもめると言い切るツイッターユーザーの発言に反応し「揉めませんよ。橋下さんは維新の議員だろうがなんだろうが講演料は200万円です。絶対に安くしないから分かりやすい」と指摘。一方で小池塾に関して「億の単位を集めた小池塾からすればタダみたいなものでしょう」と記した。
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上西氏は200万円は橋下氏の法律事務所が「公表」しているとしている。さらに「橋下さんは維新の法律顧問なんですけどね(税金で顧問料を取ってたら笑えます)」「橋下さんは何かあると自分の事務所を使いますから。公人と私人を使いわけたふりをします。セコーーい人」ともツイートしている。
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逆に言えば、自身に目を向けさせようとするなら、箸のこけたようなことでも橋本前市長のことを書けば、マスコミが振り向いてくれるからだろう。
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スズキケンセツ・残土:精華町の規模縮小しても・地元ノー!

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旧みやこ土木の不信感・拭えず!
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スズキケンセツが精華町で申請している残土を利用した盛土工事は、過去にみやこ土木(平成25年に破産)が同一物件で砕石を採取する事業を行っていたが、跡地修景緑化工事も行わず破産しており、その後始末と称してスズキケンセツがみやこ土木の協定書の遺志を受け継ぎ災害予防のために盛土を行いたいというのが「事前協議の趣旨」であるようだ。
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みやこ土木の閉鎖謄本

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事前協議対象面積は当初7.8haから4.3haに縮小されているが、みやこ土木の採取場は4.2haであり、隣地開発の対象となる林地伐採が不要となる面積である。
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スズキケンセツが事前協議に添付した旧みやこ土木の土地は、破産時点で任意売却となり取得者は石原氏(元K不動産社員)となり、スズキケンセツが借地の契約をしたのであろうが、申請後の平成26年6月27日に京都府公報で意見書を募集している最中の6月30日に第三者へ転売され、取得者は㈱aiコーポレイション(大阪市)となっており、山城広域振興局はその事実を知らされていないという。
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aiコーポレイション所有地 謄本

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地元2自治会(M自治会とH自治会)は、スズキケンセツの持ち込む建設残土はどのようなものか性質が分からず、みやこ土木に加え再度スズキケンセツに迷惑を持ち込まれることに対し納得をしかねている。
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特に運び込むダンプは15台を投入するという事に対し、目的地へ来る最短ルート東側ルートは2車線であるが、H自治会は断固反対し、スズキケンセツは遠回りとなる西ルートに変更したが、この道路は1.2kmあり1車線しかなく交通渋滞の原因となるからもう1車線増やすのが条件とM自治会は主張している。
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精華町盛り土までの拡幅

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スズキケンセツは、車線増幅の確約書を出すから同意書をお願いしたいと申し出たが、車線拡幅が実行できたら同意書を出すと突っ張っている。鈴木社長、紙切れを出しても実行しないと自治会は見ており、車線拡幅は自治会が土地買収から施工まで責任を持つからそれだけのカネを持って来いと言っている。
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スズキケンセツとしては、2年半も経過しこれ以上ダラダラできない事情もあり、焦っていることは事実だが、地元の要求する各種条件を言葉と紙切れで乗り切ろうとしているが、このままでは1年たっても同意書は出ないであろう。
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地元にとっては、盛土をする土地の所有者は地元におらず、盛土をして迷惑をこうむるのは地元住民と農家であるから、どんな美辞麗句を並べても今のままで放っておかれた方が迷惑は小さくて済む。
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振興局は、2自治会が同意書をだし、協定書を締結したなら、正式に申請書を受理するとし、受理後3か月程度で許可を出すことになると言っている。
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少々不思議なことがある。みやこ土木の4.2haを含んで7.8haの土地が事前協議の対象面積であり、跡地以外の3.6haは林地であるから、林地開発として山城広域振興局は協議しているのであろうが、規模を縮小し砕石採取跡地だけが対象となるなら伐採も必要なくなる。砕石採取場の許可の時は、南山城保健所や南山城土木事務所が管轄であり、その時に跡地修景緑化の計画書も出されているのだから、今回の盛土は植林を目的にしているのだから、緑化計画の実行となるはずだ。
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山城広域振興局は、スズキケンセツに対し南山城土木事務所に申請するようにと言うのが筋ではないのだろうか。
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つづく
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