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報告怠り「悪質性高い」!
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制度開始以来はじめて!
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消費者庁は9月23日、日本サプリメント(大阪)が販売している特定保健用食品(トクホ)のサプリメント「ペプチドエースつぶタイプ」)「ペプチド茶」など6点が、関与成分の含有量が必要な量を満たしていないなどとして、表示許可を取り消した。
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取り消しは1991年に制度が始まって以降、初めて。
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同庁によると、商品にはカツオ節由来の関与成分が1日摂取目安量で5ミリ・グラム含まれるとして、「血圧が高めの方に適した食品」と表示していた。しかし同社が自主検査したところ、5ミリ・グラムに満たないことが2014年3月に判明。「糖の吸収をおだやかにする」と表示した別の商品では、関与成分が含まれていないことが分かり、合わせて今月15日に同庁に報告していた。同庁は「2年以上報告を怠り、悪質性が高い」としており、異例の取り消しに踏み切った。
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許可取り消しとなったのは「ペプチド茶」「ペプチドストレート」「ペプチドスープEX」「ペプチドエースつぶタイプ」「食前茶」「豆鼓エキスつぶタイプ」の6商品。2001~05年にかけて許可された。
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