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送水管・下水管渠は17年度着工!
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大阪市は、シールド工事区間を含む延長約4.5㎞の中浜下水処理場~東横堀川送水管と下水管渠について、今年度は実施設計業務委託を日水コンに委託して進めている。今年度内に設計をまとめ、2017年度から着工する。早ければ20年度の完成を予定している。
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同事業は、現在WTO(世界貿易機関)対象の一般競争入札手続きが進められている「中浜下水処理場水処理施設整備事業」と一体となって、道頓堀川・東横堀川の水質改善を図ろうとするもの。同処理場は膜分離活性汚泥法を導入する計画で、これに伴う送水管、送泥管と雨水の貯留管を整備する。
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総延長は約4.5㎞で、このうち1830mは既設管に径500mm2連と同250mm2連の管を整備する形となる。このほか、シールド工事区間は延長1910m(径2000mm)、推進工法区間は同770m(同800mm)と計画されている。工事を何件に分割するかなどはこれから検討する。
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今年度に委託した「中浜下水処理場~東横堀川送水管外下水管渠実施設計業務」は、これらの実施設計をまとめるもので、8月に入札で日水コンが落札している。落札額は8680万円(税別)。委託期間は17年3月末まで。
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業務地は都島区、中央区、城東区。
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東横堀川送水管~片町1付近までの延長1910mはシールド工法で施工する。口径は2000mmで、管内敷設として口径700mmの送水管と口径250mmの送泥管(2条)を整備する。
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片町1付近~城見2付近までの延長約800mについては、送水管は推進工法、送泥管は開削工法でそれぞれ整備する。送水管は口径800mmで延長770m、送泥管は口径250mmで延長790m(2条)の整備を予定している。
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城見2付近~中浜下水処理場は、既設の鴫野西中浜幹線(口径3250mm)内に、口径500mmの送水管(2条)と口径250mmの送泥管(2条)を敷設する。整備延長は1830m。
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立坑は北浜東付近、大手前1付近、片町1付近、城見2付近に整備する予定。この他、深さ3・5~4・5mの小規模な特殊マンホールを東横堀川送水管付近の2カ所に設置する計画だ。
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今回委託した業務では、これらの工事に向けた設計の他、東横堀川~道頓堀川の延長約5000mを対象に、流況・水質モデルの作成なども行う。
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