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見えていないところでも応援が!
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7月30日「自民党福岡県連.蔵内謙氏を推薦決定! 党本部へ公認申請」、各紙朝刊が一斉報道すると、6区内のそれぞれの新聞を見た有権者が「え~っ」と驚き、なぜなのかと首をひねった。と同時に「7区内の人間を候補にするなんて」と怒りを露わにした。
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「蔵内勇夫の息子だそうだ。そもそも蔵内勇夫って誰?」「顔も見たことない」「何をやっている奴だ?」選挙区内の誰もが蔵内謙を知らないのだ。
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県連幹部や選考委員たちは、公正かつ慎重に選考した結果であるから後任はすぐ下りるのだと解説した。
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この結果を受けて6区内の鳩山シンパに火が着いた。選挙では、弔い合戦が一番強いし、後援会も父・邦夫のあとを継ぐ者と思っていたのが、県連がよそ者を選んだ。中でも二郎が市長を務めている大川の市民がとにかく熱かった。
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二郎の後援会はもとより、市議会の議員たち、更には市役所の自治労の職員の有志たちまでが「二郎がんばれ!」とエールを送ったのだ。
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無所属でも出馬するという強い意向を示していた二郎ではあったが、6区内の人々からの激励、何よりも燃える大川市民の後押しで、何があっても父邦夫の志を継いで補欠選挙を戦いぬく決意を市民・選挙民が押し上げてくれていることに意を強くしている。
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そのよい例として、民進党で今夏の参院選でトップ当選した古賀之士は久留米市生まれで明善高校卒業だが、父親はブリジストン甘木工場で長まで務めた人物。人情家であり大久保元参議から衆議院福岡6区からの出馬を求められた際、「お世話になった創業者石橋正二郎のお孫さんと戦えるわけがない」と言って断ったほどである。
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補欠選挙はフル稼働との新聞報道があるが、今のような県連と院政を引く蔵内勇夫一派の政治を私物化する者達に向かっていく気概を選挙民は見ている。本紙のこの一連の掲載を見て「蔵内勇夫の威光(異光)を県政からドンと落としてやれ」と応援する人たちがいることを記します。
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