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16年度内の市有地売却へ協議!
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リニア中央新幹線(品川~名古屋間)の東京都町田市~相模原市間トンネル区間に計画されている上小山田非常口(東京都町田市)について、町田市と東海旅客鉄道(JR東海)は2016年度中に計画地の市有地を売却するため、協議を進めている。JR東海では既に、市有地内で測量を進めている。
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JR東海が27年開業を目指す品川~名古屋間のうち、町田市~相模原市間のトンネル区間は町田市内と、市境から神奈川県駅(相模原市)までの相模原市内を合わせた約12㎞となる。このうち、町田市内では、換気や異常時の避難などに利用する非常口を能ケ谷付近の都県境(敷地は川崎市)、小野路、上小山田の3カ所に設置する計画だ。大きさは直径30-35mで、高さは能ケ谷付近(川崎市)で10m、小野路で20m、上小山田は15mが予定されている。
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市有地上の上小山田非常口は、土砂の搬出口の機能も想定されていたが、市は周辺道路が狭いため、土砂の搬出をしないようにJR東海に要請している。
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また、大深度シールドトンネル工事の発進立て坑となる計画の小野路非常口は、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が「中央新幹線、小野路非常口他」として発注し、鹿島・オリエンタル白石・鉄建JVの施工に決まっている。
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