新日鉄住金広畑・跡地:大和ハウス・廃棄物は?

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廃道工事で出ている汚染まみれの廃棄物!
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何処へ処分しているのか!
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船舶用ディーゼルエンジン製造大手のダイハツディーゼル(本社・大阪市北区)は25日までに、姫路市臨海部にある新日鉄住金広畑製鉄所(姫路市広畑区富士町)の敷地内に工場を建設する方針を固めた。関係者への取材で分かった。同製鉄所内の約6万平方メートルで、同日、新日鉄住金から土地を取得した。早ければ2018年度の製造開始を見込む。
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工場の建設予定地には一部、兵庫県有地も含まれる。そのため、近く県からの土地取得も済ませ、16年度の着工を目指すという。
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この購入用地、約60,000㎡、新日鉄当時の高炉スラグや廃棄物などで埋立した。工場を建てるためには「形状変更」の申請と汚染土壌等の調査が必要だ。この点は調査してみよう。
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廃道となるアスファルトをめくると赤茶けた路盤となり、側溝などのコンクリート類はスラグから出る汚染物にまみれている。どこからみても、特別管理型廃棄物である。現在も、これからも何処で処分するのだろうか。
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鉄鋼業における廃棄物の種類は多様で、大別するとスラグ、ダスト、汚泥類並びに廃油その他となる。これらの発生量は、スラグが圧倒的な割合を占めている。
高炉スラグは銑鉄1tにつき約320kg発生しており最も量が多い。昔は埋立をしていたが、現在ほぼ全量がセメントその他の原料として再利用されている。
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転炉スラグおよび電気炉スラグは粗鋼1tにつき120~130kg発生する。次いで発生量の多いのはダスト類であり、粗鋼1t当りに換算すると50kg程度である。主として酸化鉄系のものが多いので、鉄源として再利用されるものが多い。
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製鉄所からはこのほかにスラジや廃油、廃酸類、使用済耐火物、古ベルト、廃プラスチック、可燃性ごみなどの廃棄物が発生する。鋼表面に付着しているスケールの洗浄に用いた含鉄廃酸が、フェライトや顔料の原料として有効利用されているが、一次製品の価格あるいは埋立処分してしまう費用と比較すると不利となるものも多く、今後の検討課題として残されている。
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新日鉄住金のHPでは、鉄の製造工程では、鉄鋼スラグ、ダスト、スラッジ、使用済みの耐火レンガなど、鉄を1tつくるのに約600kgの副産物が発生。新日鉄住金では、2015年度に4,217万tの粗鋼を生産し、2,471万tの副産物が発生した。副産物の大半は社内外でリサイクルされ、最終処分量は、一過性もあり、約36万tとなりましたが、リサイクル率は99%という高い水準を維持しました。
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鉄鋼スラグのリサイクルについて、副産物の大半を占める鉄鋼スラグは、ほぼ全量を有効活用している。とある。
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