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書籍450冊・460万円架空請求!
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一般世界では詐欺と言う・刑事犯!
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富山県議会の矢後肇副議長(56)=自民=は7月13日、富山市内で会見し、政務活動費で購入したとする計約450冊の書籍(計約460万円分)について架空請求したことを認めた。県議会事務局に提出した政活費の収支報告書に、偽造した領収書を添付していた。矢後氏は「対象の金額を速やかに返還する。県政への信頼を大きく損ねたことをおわびする」と謝罪し、副議長を辞任する意向を示した。
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収支報告書には、2010~14年度に460万円分の書籍すべてを県内の同一書店で購入したとして領収書が添付されていた。矢後氏は、手元にあった書店の領収書をもとに店の公印も含めて偽造したことを認めた。
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矢後氏によると、架空請求は10年度ごろ「将来に金を残しておけないか」と思い始めたが、14年度に政活費の架空請求を指摘された野々村竜太郎・兵庫県議(当時)の号泣会見を見たのを機にやめたという。架空請求で得た政活費は「口座に残っている」と述べた。
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矢後氏は自民会派を退会する考えも示したが、議員辞職については「支持者と相談する」と語った。
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政務活動費(政活費)約460万円を不正取得し、富山県議会副議長を辞任した自民党の矢後肇県議(56)(富山県高岡市選挙区、4期)は7月16日、議員辞職を表明した記者会見で、「県政の阻害要因にならないように検討した。人間として一から出直す」と謝罪した。
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連休明けにも議員辞職願を大野久芳議長に提出する。
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矢後氏は「富山をより良くしてもらえると思い、有権者は投票する。信頼を裏切った」と頭を下げた。副議長の辞任から2日後の表明になったことについては、「自分の心は定まっていた。ただ、私一人の身体ではないので、後援会や支援者の意見を聞き、相談した」と説明し、後援会幹部の了承を得る必要があったとした。
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また、矢後氏は「自民党に寄せられた多くの有権者の期待と信頼を裏切った」と話し、14日に県議会会派の自民党を離脱したのに続き、近く自民党を離党する考えも明らかにした。
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