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7月までに事業者決定!
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事業費は68億円程度!
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茨城県桜川市は、整備を計画している「桜川市立病院」の設計者と施工者を設計・施工一括発注(DB)方式で選定する公募型プロポーザル手続きを4月に公告する。
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当初3月中に公告する予定で市議会の承認を得たが、病院の診療科や病床数の決定が遅れているためずれ込んだ。7月までに事業者を決定。半年間で基本設計をまとめ、実施設計に着手する予定。17年5月までの着工、18年8月の竣工、同10月の開院を目指す。
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市立病院の建設候補地は、北関東自動車道桜川筑西インターチェンジ(IC)に近い高森地区の一部(敷地面積2・5ha)。病院の周辺に整備する子育て支援施設などの用地と合わせると計4haとなる。建物の規模は8880㎡以上となる見込みで、病床数は120床を想定している。概算事業費は68億円程度。
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同病院の建設は、茨城県筑西市との既存病院の再編統合事業の一環。医師・看護師不足や東日本大震災による建物被害などによって、診療機能の縮小を余儀なくされている筑西市民病院(筑西市玉戸1658)と県西総合病院(桜川市鍬田604)に、民間の山王病院(同岩瀬42)を加えて再編統合し、桜川市に市立病院、筑西市に「新中核病院」をそれぞれ建設する計画だ。
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