宇佐市庁舎基本計画案:プロポーザル方式が最適!

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5月にも基本計画を成案へ!
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基本設計費4700万円・計上!
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大分県宇佐市は、庁舎建設基本構想・基本計画案を公表した。事業方式は設計・施工分離型の従来方式、設計者選定方法はプロポーザル方式が最適としている。
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4月26日まで市民意見を募集し、5月にも基本計画を成案させる。2016年度早期に設計者選定に着手する方針だ。既存庁舎の老朽化と耐震性能不足、施設の分散化による市民サービスの低下に対応するため新庁舎を建設する。市庁舎整備検討市民委員会(委員長・佐藤誠治大分大名誉教授)の提言を基に基本計画案をまとめた。
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新庁舎は安全・安心で親しみやすく、機能性、環境に配慮した施設とする。建設地は同市上田の現庁舎敷地内。比較的新しい新別館と委員会棟の2棟は活用する。残りの4棟を解体し、約2万1300㎡を庁舎敷地、教育委員会棟跡地約2560㎡を駐車場敷地に充てる。
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既存施設の活用分を除く新庁舎の想定規模は1万2996㎡。事務室、会議室、議場などの庁舎スペースに加え、防災、書庫、業務支援、福利厚生などの機能を備える。建物は6階建て以下の中層建築とし、庁舎の配置などは設計段階で検討する。建設工事費は約53億円、設計、解体などを含む総事業費は約57億円を試算した。財源には合併特例債を充てる。
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16、17年度で基本・実施設計を進め、17年度後半の着工、19年度中の完成を予定している。16年度予算に新庁舎建設基本設計費4700万円(ほか17年度までの債務負担9000万円)を計上した。
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