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施工:戸田建設・名工建設JV!
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「生きた教科書」というが、手抜きか・未熟か!
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4月に開校した愛知県立愛知総合工科高校(名古屋市千種区)で4日、校舎内の壁や床の計7カ所に水たまりや水染みが見つかった。県は3日深夜からの雨で屋外から漏水した可能性があるとみて、建設工事や監理を請け負った会社に原因究明と修繕工事を求めている。
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県公共建築課と県教委財務施設課によると、建設工事は戸田建設(東京都中央区)と名工建設(名古屋市中村区)の共同企業体(JV)が112億円で請け負い、2月に完成。
6日の入学式を前に4日開いた関係者向けの内覧会で、初めて水たまりなどを確認した。
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JVは5日にも原因調査を始める方針で、戸田建設の担当者は取材に「写真で見る限り、躯体のわずかな隙間から水がジワッと入った感じ。瑕疵として対応する。原因を特定した上で、学校側の都合に応じて防水工事をする」と話した。
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気象庁によると、名古屋には4日未明から早朝にかけ、1時間30mmの激しい雨が降った。
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工科高は当初計画では2015年春の開校予定だったが、建設工事の2度の入札不調で1年遅れた経緯がある。県は当初70億円だった予定価格を112億円に上積み、14年4月の入札で唯一参加したJVが予定価格とほぼ同額で落札した。
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校舎は、建設や電気を専攻する生徒らが校舎そのものを「生きた教科書」(間瀬好康校長)として活用できるよう、コンクリート打ちっ放しを多用している。
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工科高は3年課程の「本科」と高卒者向け2年課程の「専攻科」がある。県は国の国家戦略特区を活用し、17年度から専攻科を全国初の「公設民営」に移行し、校長役を担う責任者ら教職員の半分程度を民間人とする方針。
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