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現センター敷地内に!
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10月下旬に落札者決定!
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長崎県佐世保市は、DBO(設計・施工・運営)方式を導入する新西部クリーンセンター(仮称)整備事業の実施方針、要求水準書案を公表した。事業者選定のための総合評価一般競争入札を5月上旬に公告する。8月下旬に提案書を受け付け、ヒアリングなどを経て10月下旬に落札者を決定する。12月中の事業契約締結を目指す。
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参加資格は単体か複数の企業で構成する企業体。高効率ごみ発電施設のプラント設計・建設企業は清掃施設工事の総合評定値1000点以上、2006年度以降に稼働した地方公共団体の一般廃棄物処理施設で、ボイラー・タービン式発電設備付きの全連続燃焼式焼却施設(ストーカ方式、規模が日量100t以上で複数炉構成)の設計、建設の受注実績、DBO方式で発注された同規模施設の整備・運営事業の受注実績を求める。
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マテリアルリサイクル推進施設の設計・建設企業は清掃施設工事か機械器具設置工事1000点以上、06年度以降に稼働した地方公共団体の一般廃棄物処理施設で不燃ごみ、粗大ごみ及び資源物を処理対象物とするマテリアルリサイクル推進施設の受注実績。
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設計担当は1級建築士事務所の登録。建築物建設担当は建築一式1000点以上でごみピットなどの地下構造物を含む同種か類似施設の建設工事受注実績。運営担当はプラント設計・建設企業の実績条件と同規模の施設の1年以上の運転管理業務実績を求める。
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既存の西部クリーンセンター老朽化に伴い、同市下本山町2-1の現施設敷地内に新センターを建設する。施設用地面積は約2万3300㎡。施設概要は高効率ごみ発電施設が処理能力日量110t(55t×2炉、24時間連続運転)で処理方式はストーカ式。マテリアルリサイクル施設のうち、破砕選別施設が日量14t、缶類選別圧縮施設が同1t、ペットボトル圧縮梱包(こんぽう)施設が同2t。アドバイザリー業務はエイト日本技術開発が担当した。事業契約後、設計、建設工事を進め、20年3月末までの工事完了、同年4月の供用開始を予定している。運営期間は35年3月31日まで。
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