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11日の期限まで・到達不可能!
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滋賀・甲良町選挙管理委員会は3月11日、プレミアム商品券問題などの不祥事の責任を問うとして、北川豊昭町長の解職請求(リコール)書を提出した町民に署名活動を認める請求代表者証明書を交付した。請求側は12日から署名活動を始めるとしている。
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代表者は農業上田栄一さん(64)=同町法養寺=で、9日に解職請求書を町選管に提出していた。署名活動期間は3月11日から1カ月間。同2日現在の有権者の3分の1に当たる2023人以上の署名が集まれば住民投票実施が請求でき、投票で過半数の賛成があれば北川町長は失職する。
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署名活動にあたる受任者は30人以上が集まる見通しだといい、上田さんは「3分の1以上の署名が集まる手応えはある」と話した。
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町長に対する解職請求で、請求代表者が4月1日、町選管に請求署名活動の辞退を申し出た。町選管は4日にも署名活動の中止を告示する。
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町選管への手続きを経て3月12日から署名活動をしていた請求代表者の農業上田栄一さん(64)=同町法養寺=ら住民グループが同日、彦根市内で記者会見して明らかにした。
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解職請求には有権者の3分の1以上にあたる2023人(3月2日現在)の署名を4月11日までに集めることが必要。3月31日までに1800人余りの署名が集まったが、グループ側が想定した数に届かず、請求を断念することにしたという。上田さんは「投票が実現しても、町議会や町民間の対立が深まり混乱を招くと考え、苦渋の決断をした」と話した。
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