.
参加業者「一番安価では落札としない」と!
.
.
京都府京丹後市の印刷業務に関する入札で、うその落札条件を記した文書を同業者らに配布したとして、同市の印刷業・清水潤一被告(58)が公契約関係競売入札妨害などの容疑で逮捕、起訴されていた。同業者らに高値入札させて自ら落札しようとしたとみられる。京都府警は3月14日にも清水被告を有印公文書偽造容疑で追送検する。
.
起訴状によると、清水被告は2015年7月、市の指名競争入札で、市内の同業者らに「一番安価な見積額では落札としない」「(落札は)予定価格の90数%から100%まで」などと記した市長印つきの偽造文書を配布し、入札を妨害したとされる。
.
捜査関係者や市によると、展覧会の図録などの印刷業務。偽造文書は数枚にわたっており、「落札額が低いと印刷業者がだめになる」「市への納税額の低下を招く」などとも記されていた。文末には「問い合わせは遠慮してください」などと書かれていた。
.
市長印は、スキャナーを使って正規の文書から読み込んだとみられる。入札は8月に実施され、清水被告の会社を含む8社が参加したが、不自然な文面を不審に思った参加業者が市に問い合わせて発覚。市が入札を無効にしていた。
.
落札しても直ぐばれる嘘を堂々とやるのは、切羽詰ったか、アホか、世間からいえば、レベル以下ということだろう。