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工事中止を指示!
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神奈川県は3月18日、厚木市水引2丁目のJAあつぎ旧本所の解体に伴うアスベスト(石綿)除去工事で、一部から最大で基準値の3・5倍の濃度のアスベストが検出され、工事の中止を指示したと発表した。
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県環境部は、工事発注者のJAあつぎと解体を請け負った小島組に工事を中止するよう指示したと発表した。
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県によると、アスベストが外部に漏れないようにする集じん機の排気口周辺から検出された。工事は天井や空調配管などに吹き付けられたアスベスト約1600㎡を除去するためで、3月3日から行われていた。
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記者発表資料 平成28年3月18日
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神奈川県県央地域県政総合センター環境部環境保全課
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アスベスト除去作業に係る環境濃度測定結果に基づく行政指導について
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1.概要
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大気汚染防止法第18条の15(別紙 [Wordファイル/15KB])に基づき届出のあったJAあつぎ旧本所解体工事に伴う特定粉じん(アスベスト)排出等作業について、3月17日(木曜日)に県環境科学センターが6地点で環境調査等を行ったところ、工事区画からアスベストが漏れないようにするための集じん・排気装置※1の排気口付近1地点と敷地境界1地点で基準値※2を超えたため、工事施工者に対して直ちに作業の中止を指示しました。なお、残りの4地点については、基準値未満でした。
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※1 集じん・排気装置:作業中にアスベストが外部に漏えいしないよう、区画内を負圧にする装置
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※2 基準値:アスベスト製品の製造・加工工場に対する基準値で敷地境界においてアスベスト本数が1リットルあたり10本以下
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(1)工事名:JAあつぎ旧本所解体工事に伴うアスベスト除去工事
(2)場所:厚木市水引2-10-38
(3)発注者:厚木市農業協同組合
(4)工事施工者:株式会社小島組
(5)作業工程:平成28年3月3日(木曜日)から4月15日(金曜日)
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アモサイトが含有された耐火被覆材の除去は3月16日(水曜日)から開始
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(6)特定建築材料の使用面積と種類:1,639.2㎡(吹付け石綿、石綿を含有する保温材、石綿を含有する耐火被覆材)
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2.指導状況
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昨日、県環境科学センターが集じん・排気装置の排気口からの漏えいの有無等を確認するためにデジタル粉じん計を用い簡易測定を行ったところ、高い濃度が検出されたため、県央地域県政総合センターが現地の立入検査を行いました。直ちに発注者である厚木市農業協同組合と工事施工者の(株)小島組に対して作業の中止等を指示(現在、作業停止中)しましたが、本日、県環境科学センターから上記調査結果の報告を受け、改めて工事施工者に対して緊急点検と原因究明について指示書を交付しました。
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