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住友不動産・地盤を甘く見ていたか!
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ゼネコンの現場管理不足は末期症状か!
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横浜市西区にあるマンションで、工事の際に基礎部分の鉄筋が複数か所、切断された疑いが出ている問題で、マンションの販売会社が、全棟を建て替える方針を住民側に伝えていたことが分かった。
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平成15年に完成し住友不動産が販売した横浜市西区のマンション5棟のうちの4棟で、鉄筋コンクリートの土台に配管を通す穴を開ける工事を行った際、中を通っている強度を保つために必要な鉄筋が23か所で切断された疑い。
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このマンションは、2014年、建物を支えるくいの施工ミスで傾きが見つかりすでに住民が退去したマンション1棟と同じ敷地にあり、販売会社と住民の間で対応について協議が続けられていた。
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今回、新たな施工不良の疑いが出てきたことから、2月27日付けで「すべての棟を建て替える方針を検討したい」という提案を、文書で住民に伝えたという。
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会社が住民に示した資料には、鉄筋の切断以外にも、本来、配管の周りにあるはずの、補強用の鉄筋が入っていない可能性があるという説明もあったということです。会社側は3月5日にも住民説明会を開き、提案の詳しい内容や調査の状況を説明するとしています。
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このマンションをめぐっては、2014年と去年、横浜市が、くいの施工ミスについて、建築基準法に違反しているとして「住友不動産」と工事を請け負った「熊谷組」に行政指導を行っている。
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会社側がマンションの住民に配布した資料の中にある写真では、建物の地下の基礎部分である、コンクリートの壁面に向かって太い配管が入っています。緑色で書かれている縦や横の線が、コンクリートの中にある鉄筋を示しています。
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本来なら緑色の線を避けるように穴を開けて配管を通さなければならないが、写真からは、緑色の線=鉄筋を切断して配管が通っているように見てとれる。会社の調査で、このようにコンクリートの中の鉄筋を切断した疑いがあるのは、4つの棟で23か所見つかったという。
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住友不動産は伊藤公二取締役名義で「全棟建て替え案を最善策として検討する」との文書を住民全世帯に配布。「このような疑いが判明した以上、他にも施工不良がないか調査が必要となる」と伝えた。
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同社によると熊谷組も全棟建て替え案に同意している。住友不動産は3月5日に住民説明会を開き詳細を説明する。
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