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基本設計・昭和設計で3月25日までに仕上げ!
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山口県光市は、光ヶ丘ひかりソフトパークに移転新築する新光総合病院の建設に、施工予定者技術協議(ECI=アーリー・コントラクター・インボルブメント)方式を採用する。2016年度予算案には、用地取得費8億9500万円、実施設計費1億6000万円を計上。来年度のできるだけ早い時期に実施設計に参画する施工予定者の募集を開始する方針だ。
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15年度は、昭和設計に委託し、3月25日までの期間で基本設計を進めている。同業務では、実施設計と施工の分離発注または一括発注(DB=デザインビルド)を総合的に勘案し検討することが盛り込まれていたが、ECIを採用することから、実施設計に施工予定者を参画させ、施工性に配慮した工法提案などの技術協力を行い、設計者と施工者相互の技術力を結集する。
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新病院は、同市光ヶ丘ひかりソフトパークの敷地約3万2000㎡にRC造延べ約1万6800㎡の規模を想定している。現在の210床の病床数を維持することとし、外来、救急、検査、内視鏡、リハビリテーション、放射線、薬剤、手術室、透析、病棟などの部門の整備を予定しているほか、災害時に不断の医療サービスが提供できる活動スペース、非常電源装置、ライフライン断絶時の非常用医薬品や非常食を備える備蓄設備の確保、省エネ導入による運営管理費節減のための工夫を検討する。
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16年度中に実施設計をまとめ、17年度の着工、19年度の開院を予定している。
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