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無能秘書の後始末・できるか!
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逃避作戦・「睡眠障害」で1カ月休養!
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民主党の枝野幸男幹事長は2月13日、金銭授受問題で辞任した甘利明前経済再生担当相について、口利き疑惑を追及して議員辞職に追い込む考えを示した。
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民主党は2月15日の衆院予算委員会で、違法献金疑惑を巡り、甘利明前経済再生相らの証人喚問を要求した。
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与党側は15日の同委理事会で、東京地検特捜部が都市再生機構(UR)の職員から任意で事情聴取していることなどから「司直の捜査に支障が出る」として拒否した。
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甘利氏の現金授受問題で、都市再生機構(UR)の職員が、甘利氏側に現金を渡した千葉県の建設会社・薩摩興業との補償交渉中に、第三者である甘利氏の元秘書清島健一氏に補償額を伝えていたことが10日、分かった。URの上西郁夫理事長は「極めて不適切。
二度とこういうことが起こらないように職員を指導する」と陳謝した。
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上西氏は「職員が口を滑らせたのは事実だ」と認めた。一方で「秘書とのやり取りによって補償内容に影響を受けたことは一切ない」とも話した。
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一方、民主党の大西健介氏は、同社の総務担当者・一色武氏から「直接聞いた話」と明かしたうえで、URが同社に支払った補償金について質問した。
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大西氏によると、同社とURとの補償交渉は2013年6月の甘利事務所からの問い合わせ直後に進展。URは当初1億8千万円を提示したが、同社側からの要求に応じ、2回にわたって2千万円ずつ計4千万円増額し、同年8月に約2億2千万円で決着したという。上西氏は「今後の交渉に支障がある」として、増額の有無について答えなかった。
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与党は16日の衆院議院運営委員会理事会で、甘利明・前経済再生相が「睡眠障害」のため、1カ月の自宅療養が必要と診断されていると報告した。甘利氏は現金授受問題で閣僚を辞任した先月28日以降、国会に出ておらず、野党側が理由をただしたところ明らかにした。診断書は今月15日付。
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16日の衆議院予算委員会で民主党は、辞任した甘利前経済再生相の元秘書がUR(=都市再生機構)に対して建設会社との補償交渉に圧力をかけたのか追及した。
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民主党・大串博志議員「(甘利前大臣の元秘書が)補償交渉に関与していたのかどうか」
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UR・上西理事「同席してたということが関与してたというふうに定義すれば、その通りであります」
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上西理事長はこのように述べ、定義次第とした上で関与していたとの認識を示した。これに対して大串議員は「秘書は関与していないとした甘利氏の会見と齟齬(そご)が生じている」と指摘した。
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元秘書から補償内容について圧力があったのかについて上西理事長は、「圧力を感じたとか、補償金額を上げることは一切なかった」と述べた。大串議員は「一切圧力を感じなかったというのは到底信じがたい」などとして、甘利氏と元秘書の証人喚問を求めた。
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国会でのぬるま湯的な追求とは別に、大串衆院議委員は16日午前の衆院予算委員会で、甘利氏の元秘書が、甘利氏側に現金を渡していた千葉県内の建設会社総務担当に高級車の「レクサス」を要求していたとする音声データを入手したことを明らかにした。
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甘利問題を追及する民主党のチームが記者会見で録音音声を公開し、URや国交省側(手前)から意見を聞いた。民主党が15日、甘利氏側に現金を渡した建設会社の総務担当者一色武氏が、甘利氏の元秘書と面会した際にとったという音声データを公表した。都市再生機構(UR)との補償交渉に絡み、元秘書が「推定20億(円)かかるとか、言葉にしてほしい」などと語った声が収められている。
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同党は、元秘書が20億円の補償金をURに提示するよう持ちかけ、「金額交渉に深く介入していた」と主張。元秘書が交渉に介入していないとした甘利氏の会見での説明と矛盾するとして、甘利氏や元秘書の証人喚問を要求している。
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公表された音声は23秒。同党が薩摩興業・総務担当者の一色武氏から提供を受けたという。一色氏が昨年11月2日に神奈川県大和市の飲食店で、元秘書との会話を隠しどりしたものだという。
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それによると、元秘書は「一応推定20億かかりますとか、かかると聞いておりますとか、そういう言葉にして欲しい」と発言。「実際の金額について細かいとこまで絡めない。こういうところは今だったらギリギリ絡めるんで」と結ばれている。
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