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1度ならわかるが2度も!
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産廃問題は素人の秘書たち!
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助平根性が招いた地獄!
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週刊文春』甘利大臣賄賂1200万円、スクープに二つの疑問。
花田紀凱・『WiLL』編集長、元『週刊文春』編集長が 2016年1月22日、次のようなブログを発信している。
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ベッキー不倫事件についで、またまた『週刊文春』が大スクープだ。「実名告発 『甘利明大臣事務所に賄賂1200万円を渡した』」。政界大激震、安倍政権にも大きなダメージ。
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新谷学編集長が三ヶ月の”休養”を終えて復帰して、たて続けのこのスクープ。改めて雑誌における編集長の力を思い知らされた。
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しかしこのスクープ、ちょっと気になる点がないでもない。
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一つは告発した総務担当という一色武なる人物は実名を出しているが、会社名が匿名ということ。それと秘書とのやりとりを録音したり、毎回記録を残し、渡した現金のコピーを取るなどあまりに用意周到なこと。普通、ここまでやらないだろう。一色武なる人物の経歴が知りたい。もしかしたら、警察関係か。(企業の総務には警察関係者の天下りが多い)。
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もう一つは、別件、外国人のビザ申請で清島健一公設第一秘書秘書に20万円渡した時、『週刊文春』の記者を同行させて、写真を撮らせていること。勘ぐれば、そのシーンを撮らせるために、わざわざ金を渡したのではと勘ぐることもできる。
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その辺りをライバルの『週刊新潮』が徹底取材してくれたら面白いのだが、と。
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事の起こりは「千葉ニュータウンにつながる道路工事」に連なるトラブルであるが。通常なら、被害者(型枠大工)が道路を施工している加害者(北環状線清戸西工区整備工事、鹿島・東洋JV、32億9800万円(税別))に直接苦情を訴えるものであるが、どういうわけか発注者のURへ苦情を持ち込み補償金を取ろうとしているが、こう着状態が続き誰かの入地絵かは知らぬが、数か月前に紹介を受けた甘利明経済産業大臣の大和事務所(清島健一所長)へ解決を持ち込む。
甘利明議員について、金銭面ではクリーンなイメージがあるが、
・消費者金融など貸金業界の政治団体「全国貸金業政治連盟」(全政連)から政治献金を貰っており、 金額は上川陽子に次いで2番目に高かった。
・労働者派遣法に対して規制緩和を陳情していた日本人材派遣協会に加盟する12社(マンパワー・ジャパン、 オリファ、アデコキャリアスタッフ、ピープルスタッフなど)から、労働大臣を務めていた時期に献金を受け取っていた。
・道路特定財源を資金源とする道路運送経営研究会(道路特定財源の一般財源化に反対している)から献金を受けている。
・パチンコメーカーのSANKYOから多額の献金を受けている。
・東京電力や関連企業がパーティー券購入額の目安として、東京電力が政治家の電力業界での重要度を査定し ランク付けしていた上位10議員の内の1人であったことが報じられた。議員秘書等から依頼に応じパーティー券を購入し、一回あたりの購入額を政治資金収支報告書に記載義務のない20万円以下にして東電からの資金の流れが表面化しないようにしていた。
・他にも、高額な事務所費問題、国民年金保険料未納、労働保険未加入問題など、幅広くブラックな議員である。
しかし、過去に今回のようなスキャンダルに見舞われたことはなく、まして同じ人間から2回も裏金を盛るというような軽率な行動には出ないはずだが、見ず知らずの支援者と称する相手からなぜ現金を受け取ったのか。通常なら、大和事務所の清島所長が受領し、後日、代議士へ渡すのが秘書の役目なはずだが、なぜ「一色氏から直接甘利大臣へ渡すよう仕向けたのか」不思議な行動である。
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問題の発端となった千葉県白井市の建設会社が建つ土地では昭和54年、建築廃材などの産業廃棄物の不法投棄が発覚していた。同県によると、道路工事が行われている今も、産業廃棄物は残ったままだという。
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「長い間、道路工事をしているが、地面の下に壊れた土木機械などの産廃が埋まっていて一時期工事がストップした」。土地の事情に詳しい関係者は明かす。
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週刊文春の記事によると、この建設会社の幹部は同社に隣接する道路工事をめぐり、都市再生機構(UR)と補償交渉を進めていた。工事で同社の建物がゆがむなどの問題が起きたことが原因だったという。
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また周囲に温泉のような臭いが漂ったこともあり、関係者は「約10年前、URから硫化水素が発生していたと説明された」と話す。
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廃棄物処理法によると、不法投棄が判明し、周囲の生活環境に支障が生じるケースなどでは不法投棄の行為者や土地の所有者、土地を利用する占有者が、撤去を求められることがある。
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道路工事の過程で見つかった産業廃棄物は、工事を請け負ったゼネコン鹿島JVが撤去しているという。
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民間信用調査会社などによると、建設会社は昭和48年設立で、資本金2200万円。 問題発覚後、同社関係者は取材に対し、「社長も幹部も普段は来ない」と答えた。
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URは道路工事について、「工事の案件については事実確認をしているところで、 お答えできない」としている。
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総務省や神奈川県選管に出された甘利氏関係の収支報告書によると、甘利氏が代表の「自民党神奈川県第13選挙区支部」に建設会社名義で計276万円の寄付の記載があった。また、甘利氏系列の神奈川県議が代表の「自民党神奈川県大和市第2支部」に会社名義で100万円、甘利氏の資金管理団体「甘山(かんざん)会」には同社の総務担当者名義で18万円が献金されていた。
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同誌によると建設会社の総務担当者は13年8月20日、URとの係争の一つが解決した謝礼として500万円を甘利氏の秘書に供与。その際に100万円と400万円に分割した領収書を受け取った。いずれも第13選挙区支部の領収書だった。ところが後日、100万円分は大和市第2支部の領収書にしてほしいと秘書に頼まれ、応じたという。
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以上から第13選挙区支部には400万円が献金された形だが、収支報告書上は13年8月20日付の同社の献金額は100万円のみ。差額300万円の行方が不明だとされる。
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一方、同誌によると建設会社の総務担当者は、甘利氏自身にも13年11月14日と14年2月1日に各50万円を供与したとされるが、少なくとも第13選挙区支部の収支報告書に同日付での寄付の記載はない。また、14年11月20日には同社名義と個人名義で50万円ずつ献金したが、第13選挙区支部の収支報告に会社名義の寄付の記載があるだけ。個人名義の分は秘書から「甘利明事務所」の手書きの領収書を渡されただけだった。
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社名:薩摩興業株式会社
設立:1973年9月設立
資本金:1000万円
従業員:5名
住所:千葉県白井市清戸272
代表者:寺床博好
業種:型枠大工
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今回起きている薩摩興業㈱一色武総務担当が自社が借りている土地の下には安定型とも管理型とも見分けのつかぬ産廃が埋められていることを承知しており、この土地の産廃は地主が知っているなら、地主に実情を話したのであろうか。
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甘利事務所がURに交渉をし2億2000万円の補償を取り(建物に影響が出たという建物の立っていた土地は地主が売却したのかも、、、)、ブヨブヨ土地が工事の煽りで亀裂が入り仕事に支障が出てがコンクリートの打ち替えの時は埋められた産廃を撤去するようにという千葉県の指導を盾に取り、産廃撤去費用(全撤去には100億円とも言われる)を請求したが、URは同じ手に乗らなかった。
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甘利事務所の清島所長は、持ち込まれたこの話を甘い仕事と思ったのだろう。良く聞いたなら、乗るような話ではない。代理交渉に入っても、産廃法ではURが撤去費用の一部でも出さなければならない理由はどこにもない。本来なら、地主が自ら撤去する義務があり、薩摩興業㈱やURが撤去する必然性がなく、多少でも調べればわかること。
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なぜ、簡単に話に乗り、甘利事務所の秘書が寄ってたかって一色武氏から色と金をたかっていた事が良くわかる。薩摩興業㈱一色武なる人物を甘いと見てしゃぶったのだろうが、実は虎視眈々と狙われていた。
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