.
教員採用試験の口利き疑惑で判決！
.
害賠償５２５万円の支払い命じる！
.
.
教員採用試験の口利き疑惑について、前県教育長の諸見里明氏に事実ではない証言をされ名誉が傷つけられたとして、安慶田光男元副知事が諸見里氏に損害賠償を求めた訴訟の判決で、那覇地裁の平山馨裁判長は12月11日午前、安慶田氏の口利きがあったと認定した。
.
安慶田氏に対し、虚偽の証言をしたと公言されるなど名誉を傷付けられたとして反訴した諸見里氏へ損害賠償525万円を支払うよう命じた。
.
2015年の教員採用試験を巡り、事実ではない証言文書で名誉を毀損されたとして、安慶田光男元副知事が諸見里明前教育長に損害賠償を求めた訴訟。那覇地裁平山馨裁判長は口利きの事実を認め、諸見里氏側の反訴請求を支持。安慶田氏に対し、慰謝料など525万円を支払うよう命じた。
.
翁長雄志沖縄県知事は2018年2月19日、教員採用試験などの口利き疑惑で辞職した安慶田光男前副知事に退職金1059万円を支払うことを決めた。2週間をめどに支払う予定。問題を調査していた第三者委員会は2017年10月、口利き行為が「存在した可能性が高い」との報告書を県に提出し、併せて再発防止策の策定を求めていたが、口利きが「あった」と断定してはいないことを踏まえ、退職金の不支給や減額はできないと判断した。
.
県職員の退職手当に関する条例は、在職期間に「懲戒免職などの処分を受けるような行為」があれば不支給や減額を定めている。県によると、この規定は知事がそうした行為が「あった」と断定できる時に適用するが、今回はその対象とならないと判断した。
.
県の担当者は「法の精神に照らすと、退職金を支払わないと決めるのであれば確たる事実に基づく必要がある」と説明した。
.
身内に甘い判断をした前知事。玉城知事は、終わったこととするのか、遡って処分を出すのか、決断力が鈍い知事はどう判断するのか。
.