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 2023.01.18.
   大手ゼネコン・2025年3月期決算:4社中 2社が減益!
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鹿島・増収増益!
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大林組・大成建設が減益!
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 ゼネコン大手4社は2026年連結業績予想で、増収増益となる鹿島を除く3社が減収を見込んでいる。
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 損益面では2社が減益を予想している。大型工事の案件に伴って好調だった前期の反動減に加えて、原材料価格の高止まりや労務費の増加が利益の押し下げ要因となる。
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【決算一覧】

●鹿島
 5期連続の増収増益を予想。当期利益は過去最高を更新する見通しだ。国内における大型工事の受注次第では、「建設受注高がさらに上振れする可能性がある」(高林宏隆常務執行役員経営企画部長)。
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●大林組
 「国内建築事業で前年度の大型案件の竣工の反動などがあり減収となる」(富岡孝行常務執行役員)。利益面では、国内の建築事業の完成工事高の減少や北米での建築事業の需要減により、営業減益となる見込みだ。
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●大成建設
 受注高と売上高がともに好調だった前期の反動で減収を予想。経常利益と当期利益は「前期に負ののれん一括償却を計上した反動や、政策保有株式の売却益の減少で減益を見込んでいる」(岡田正彦副社長)。
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●清水建設
 完成工事高の減少により売上高が微減となる見通しだ。一方、改善が進む受注時採算について、今後も「この傾向が続く」(山口充穂執行役員)とし、各段階の利益で増益を予想している。
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