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十八親和銀行は、元行員が約20年にわたって顧客の現金を着服していたと発表した。
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着服額は、最大5000万円に上ると見られる。
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(十八親和銀行 小林 智 副頭取)
「このような事案が発生したことを深く反省するとともに、被害に遭われたお客様を始め、日頃よりご利用いただくお客様に心よりお詫び申し上げる」
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この元行員(58)は親会社ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市、FFG)の関連会社に2021年に出向後、転籍。関連会社は同日付で懲戒解雇処分とし、福岡県警に通報した。
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着服が発覚したのは、ふくおかフィナンシャルグループの関連会社「ふくぎん保証」に勤務していた男性。
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元行員は、十八親和銀行に在籍していた約20年前から2024年12月までの間、顧客である個人事業主の男性から、休業日に積立定期預金の名目で集金。その集金を顧客の口座ではなく、自身の口座に入金し、着服を繰り返していた。
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2月17日、この顧客から「行員が長い間集金に来ており、 毎月20万円の現金を預けて積み立てをしている」という話しを、ほかの行員が聞いたことから銀行が調査を行い、発覚した。
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被害額は最大で約5000万円が見込まれる。
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元行員は「生活費や自己の借入金の返済に 充てた」と認め、着服した金額のうち、約1200万円を返却したという。
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(十八親和銀行 小林 智 副頭取)
「このような事案を二度と発生しない決意で、再発防止を徹底し、信頼回復に向けて全行を挙げて取り組んでいく」
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元行員は2月28日付けで懲戒解雇処分を受け、十八親和銀行は警察に通報したということです。
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