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香川県内の土地改良区を巡っては4月、高松市議会議員だった「小比賀勝博」が土地改良法違反の収賄容疑で逮捕・起訴されるなど不祥事が相次いでいて、県は5月23日と24日に県102の土地改良区と土地改良連合にコンプライアンス研修を行った。
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香川県内の土地改良区で不正が相次いだことを受け、県が土地改良区を対象に行った特別検査の結果がまとまった。法令違反は無かったものの、ほとんどの団体に指導や助言をしたという。
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特別検査は県内102の土地改良区と土地改良連合を対象に香川県が行ったもの。2024年5月から8月にかけて職員がそれぞれの土地改良区を訪問し、聞き取りなどによって調査。
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その結果、法令違反はなかったものの、業者の選定を1人で行っていた事例や最低制限価格を導入していないなど、過去3年間に工事実績がある89団体のうち、88団体に対し県が指導や助言を行い、改善を促した。
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(香川県土地改良課 松平和也課長)
「土地改良区は補助金も活用して整備している公的な団体なので、その整備にかかる工事執行については公共事業的なことを行っていると認識して、適正な執行をお願いしたい」
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特別検査は2024年4月に土地改良区の発注を巡る贈収賄事件が起きたことなどを受けて行われたもの。県は今後も定期的にチェックしていきたいとしている。
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