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10月4日夜、愛知県常滑市にある港の護岸が数十mにわたって海の中に滑り落ちた。護岸を管理する県が原因を調べている。
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護岸を管理する愛知県の衣浦港務所によると3日夜11時ごろ「大きな音がした」などと住民から警察に通報があった。
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県の職員が常滑市民文化会館近くので確認したところ、常滑市本町1丁目の常滑港にある高さ2.3mあまりの護岸が、40mから50mにわたって海の中に滑り落ちていたという。被害は他の場所でも出ていてあわせておよそ80mに及ぶという。
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港務所によるとこの護岸は伊勢湾台風を受けて昭和37年ごろに高潮を防ぐために作られ、耐震化工事が計画されていた。9月末には護岸の基礎の部分に穴をあける作業を行っていたという。
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衣浦港務所ではこの作業との関連も含め原因を調べている。現場は名鉄の常滑駅から南へおよそ500mの住宅地の隣にある港で、県は今後、大型の土のうを置くなどして、高潮などに備えるとしている。
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