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9月27日、自民党総裁選が行われ、第1回目投票で2位であった石破茂氏が、第2回投票で高市氏を破り総裁選の椅子を射止めた。
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自派閥を持たず、自民党の嫌われ者であった石破氏が、総裁・総理に就任することは、来る衆院選で一般国民に圧倒的人気を二分する石橋と小泉進次郎氏を比べたとき、言動と知識に欠ける小泉より石破を選んだのは、言葉巧みな石波氏の方が「人寄せパンダにふさわしい」と見たからであろう。
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石橋にとって早期解散は、政権基盤のない中でも衆院選で現有勢力よりいくつでも上乗せ議席を獲得することが命題でもあり、内閣支持率を保つ薬にもなる。
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石破総理と選対委員長の内定の小泉進次郎は、まさに2頭の人寄せパンダである。
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野党の立憲民主党の新代表・野田毅氏が臨時国会委員会で「党首討論をしよう。にげるなよ。」と迫っているが、論戦ばかり重ねても自民議員は苛立つだろうし、その間に野党連携で選挙態勢を整えることにもなる。
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小泉進次郎氏も総裁選の公約で、当選したら首班指名後すぐ選挙に突入すると鼓舞した。自民議員は「鉄(石破熱)は熱いうちに打て」と満を持している。
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野党に隙を与えるなとばかり、9月7日解散、15日告示、27日投開票で調整中とニュース速報が流れたことで、自民党議員は選挙の準備に走り始めたであろう。選挙日程を遅らせることは裏切ることだ。
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石破新総裁は、おのれの意思とは別に、大手派閥の意向を組み「清水の舞台から飛ぶ」心境で動き始めた。
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以下、総裁選から、数時間前に漏れ伝わる党人事・組閣内容をコメントなしで掲載する。
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