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社会福祉法人・元実質支配者ら逮捕！
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東京都墨田区の社会福祉法人「寿老福祉会」から4400万円を横領したとして、警視庁は、同法人元理事長で会社役員の藤井諭容疑者（61）=東京都品川区=を業務上横領容疑で逮捕し、2月1日に発表した。認否は明らかにしていない。
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捜査2課によると、藤井容疑者は2022年4月中旬から下旬ごろ、8回にわたり、同法人の口座から自身が管理する口座などに計4400万円を振り込み、横領した疑いがある。
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同法人は22年4月、独立行政法人「福祉医療機構（WAM）」から約5500万円の融資を受けており、横領したのはその一部と捜査2課はみている。藤井容疑者の個人的な借金返済にあてられていたという。
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同課は逮捕容疑を含め、藤井容疑者が理事長だった22年1月～23年7月に、計約8千万円を横領した可能性があるとみて調べている。
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藤井容疑者は、理事長を務めていた福岡県糸田町の社会福祉法人の理事長選任をめぐって現金を渡したとする社会福祉法違反（贈賄）や、法人の現金を横領したとする業務上横領の罪で福岡地検に起訴されていた。
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社会福祉法人「寿老福祉会」（東京都墨田区）の理事長に就任させる見返りに計2億8800万円を受け取る約束をしたとして、警視庁捜査2課は8月21日、社会福祉法違反（収賄）の疑いで実質経営者長沼信治容疑者(71)ら２人を逮捕した。同法違反（贈賄）の疑いで元理事長藤井諭容疑者(62)も再逮捕した。
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捜査2課によると、他に逮捕したのは法人の評議員だった団体役員馬場真子容疑者(63)。
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長沼容疑者と馬場容疑者の逮捕容疑は21年12月下旬ごろ、藤井容疑者を寿老福祉会理事長に選任する見返りなどとして、計2億8800万円の賄賂の受け取りを同容疑者と約束した疑い。
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同課によると、長沼容疑者は16年に約1億5000万円で寿老福祉会を買収。同会を実質的に支配していた。
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藤井容疑者は22年1月に寿老福祉会の理事長に就任し、直後から同会の資金を横領するようになった。同会などの資金繰りが悪化し、約束した賄賂を長沼容疑者らに支払うことはなかった。
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藤井容疑者は2024年6月までに、同会の資金計約6400万円を着服したとして、業務上横領容疑で逮捕され、その後起訴された。
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寿老福祉会のホームページによると、同会は14年に設立された。16年から特別養護老人ホーム「寿老の里」を運営しており、入居者の定員は短期入所を含め60人。現在はこひつじ会グループとの関係は解消されているという。
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