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リクルートホールディングスは7月9日、8700万株を上限に自己株式を取得すると発表した。発行済み総数(自己株式を除く)に対する割合は5.67%で取得総額の上限は6000億円となる。
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発表資料によると、資本効率の向上と株主還元の充実を目的として、今後の投資余力や株価水準、市場環境、財務状況の見通しなどを勘案して決めたとしている。取得期間は10日から2025年7月9日。
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取得方法
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自己株式取得に要する資金は全額を自己資金により充当する予定で取得した自社株は新株予約権行使時の株式の交付や子会社を含むグループ従業員を対象とした株式報酬のほか、株式を対価とした企業買収などに活用したり消却したりする可能性もあるとしている。
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結果の公表
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2024年3月末時点での同社の連結ベースの現金と現金同等物は1兆1368億円で、自己株取得後も十分な水準を確保できる見込み。事業環境の大きな変化の際にも、通常の業務運営に十分な流動性を確保できると考えているとしている。
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取得内容
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リクルトHは資本効率の向上と株主還元を充実させるため昨年と一昨年に2000億円、1500億円をそれぞれ上限とする自社株買いを発表していた。
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