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貸し付けを業務手数料と装うなどの手口で法人税など計約1億900万円を免れたとして、名古屋地検特捜部は5月1日、法人税法違反などの疑いで、名古屋市瑞穂区の不動産賃貸会社「荒川商事」の代表取締役荒川安広(76)、同社元常務取締役荒川美都男(41)の両容疑者を逮捕した。
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逮捕容疑では、貸借取引のある会社の実質的経営者と共謀し、貸付金を業務手数料と偽り、2022年8月までの2年間で法人税と地方法人税計約9千万円を免れた。
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認否は明らかにしていない。
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逮捕容疑は別会社の実質的経営者と共謀して2022年8月期までの2事業年度に、この会社への貸し付けを業務手数料と仮装するなどの方法で法人税と地方法人税計約9千万円を免れたほか、架空の課税仕入れを計上して消費税など約1900万円を脱税した疑い。不正に消費税など約3100万円の還付を受けた疑いも持たれている。
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